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いなちゃんの脇道

ウズベキスタン一人旅⑤五日目 サマルカンド

 今日は暇潰しに少しマイナーな観光スポットを徒歩とバスで訪ねる。
 ホテルからチンタラ歩いて40分ほどで博物館。
【アフラシャブ博物館】   
【クルド人の壁画:7世紀の領主の宮殿から発見されたフレスコ画】

 博物館を出て、更10分ほど歩いてダニエル廟に着く。
 川のほとりに紀元前3~4世紀の聖人、ダニエルを祀ってあり、イスラム、キリスト、ユダヤ教共通の聖地とか。
 周りは綺麗に整備され、個人や団体客がひっきり無しに来ていた。
【ダニエル廟(上)手前の建物に泉】
【湧いている聖水を信者がペットボトルに汲んでいく。】

 帰り、歩き疲れたので大通りに出てバスを待つが、なかなか来ない。結局40分ほど待った。

 ところで、サマルカンドで目についたのは、日本人観光客の多さと、ウェディングのカップルの多さだ。
 レギスタン広場前には、貸衣装屋が並び、着付の終わった新郎新婦が、親族たちを引き連れ、観光スポットで何時間も写真やビデオを撮りまくっていた。
【貸衣装屋、中を覗くと新婦に化粧を施していた。】

【撮影スポットでは多数のカップルが鉢合わせ!】

【カメラ目線:お幸せに❣️】

 レギスタン広場横の公園の奥の方で、笛・太鼓のドンチャン騒ぎが聞こえたので行ってみる。入口に大勢の人だかり、誰かが手招きしたので、中に入ってみた。
【披露宴会場:馳走になってくれば良かった😂】
 旧市街の裏通りを散歩してたら、あちこちに古いモスクがある。そこでは老人達(50~60代?)数人が昼間から酒を飲んで飯を食べたり、ゲーム(賭け事?)をしてる。
 とある古いモスクを見てたら、1人の酔ったじいさんが、モスクの中を案内してくれた。
しかし、その後庭先のテーブルに私を連れていき、料理を食べていけと言う。
いやいやと手を降って断っていると、ハエが集った食べ差しの料理を、手で掴んで私に差し出し、食べろと言う。
悪いと思ったが断ると、今度はコップに入った酒を飲めと渡される。
少し舐めてみたが、焼酎の味(ウォッカ?)、強すぎる!こんなの飲んだら…。
 親切は有りがたかったが、逃げるように後にした。
【裏通りの古いモスク(上の文とは違うモスク。ここでも料理を進められる。)】

【何のゲームやら?】
 夕方、アフラシャブ号で首都タシケントに向かい、夜の8時頃駅に到着した。
 そこで、一寸したトラブル発生。
 ホテルへ行くため、タクシーの運ちゃん達を振り切り、バス停のベンチに座りスマホでYandex(ロシア版Uber)を呼ぶ。
 待てど暮らせども一向に来ない。スマホを見ると,目的のホテルの近くに車がいる。スマホの位置情報がオフになっていて、乗車場所を間違って入力したらしい。運転手に電話したが、当然互いに言葉は通じない。しかもキャンセルの仕方が分からない。
 あたふたしている私を見て、親切な男性が「My I help you?」と何度も言ってくれるが、私の英語力ではうまく説明出来ない。
 その内、タクシーの運ちゃん達が集まってきて、ワイワイガヤガヤ。その中の1人が親切そうに、声をかけてきて、画面でキャンセルしてくれた。
 私は再度、Yandexを入力したが、何故かまた間違えた。すると、その男が私のスマホを勝手に取り上げてキャンセル。取り戻し、また入力しようしたがYandexがロックしてしまった。
 仕方がない、その男のタクシーで行くことした。男が言い値を相手のスマホに入力するよう言ったので、まずは安めにと思い、80,000スム入れたら、すんなりOK 。タクシーに乗ってからも、男は再度値段を確認してきた。
 やがてホテルに着く頃になって、冷静になった私は、はたと気が付いた。一桁間違えた。
着いてから男と再交渉。相場の倍以上の3万スムを目標に、何度も頭を下げ、両手で拝み倒したが、4万スムまでが精一杯、4ドルを払って降りた。
 高々900円程の話だが、何故かこんな心境になってしまう。
【ホテル(翌朝)】


【⑥へ続く】








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