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■ゲパルト・西ドイツ自走対空砲(対空戦車) ノンスケール ミツワモデル製リモコンキット作成 #AFV

2016-09-13 10:34:05 | モータライズ模型
 ガンプラ復帰して9作目の作品が出来ました。

ゲパルト・西ドイツ自走対空砲(対空戦車)


 正確には、あいだにリメイク品をちょこちょこ挟んでいるのですが、1から作り上げた作品としては9個目ということです。

 で、今作も戦車です。ガンプラはどこに行ってしまったのでしょう? まあ、それは置いておいて。

 記述によっては、「自走対空砲」とも言うそうです。西側の対空戦車、ゲパルトの登場です。

前々回に引き続き、今やデッドストック品となったミツワモデル製のプラモデルですね。

 それで、例のごとく、このキットもモーターで動くリモコン戦車となります。

ウリ文句的には「バリバリ走る」ような記述が見られます。

 ただですね、前回のメルカバ以上に苦労しました。

 詳しくは、あまり書いてもあれですが、相変わらず駆動系のデキが悪い。本作で、なんとなくこの会社が倒産した理由が解った気がします。

 まあ、いつものごとく写真を使いながら説明などをしていきます。

 今回のキットもオークションで落としたのですが、メルカバよりも全体のコンディションは良さそうに、“一見”みえます。

接着剤が当時モノ付いてる! でも当然、これっぽっちの量では、100%完成しない。初期のガンプラと一緒っすね。

 成型色でもかなり雰囲気は出せると思ったのですが、なんとなく塗装は一応しようと考えました。

そういう訳で、念のため洗浄。不要な油脂を落とすためですね。ぼくにとっては、もはや儀式のようなもので、やらないと落ち着きません。

 そして、ざっとサフを吹きます。



 このあと、タミヤの説明書を参考に、同じタミヤカラーの缶スプレーで丸々1色で塗装してしまいました。戦車はこの辺りが楽ですね。

 そして、いつもぶつかる駆動系。

 保存状態が良さそうに見えましたが、フロントシャフトは錆びています。

もちろん、研ぎました。

 モーターシステム自体はいつもの通り、ユニット化されていて、この状態ではすんなり動きそうな雰囲気でした。

□動画【ミツワモデル戦車駆動機構】


ゴム製の履帯が、いつもよりコシがあり、すこし嫌な予感あり。

 本体の上面はこんな感じで、おおよそ仕上げました。

タミヤの指定色はオリーブドラブでしたが、個人的にはもっと薄めの色のほうがシックリくるかなー、という印象でした。ミツワのパッケージイラストも、もっと明るめだし。

 ただ、このメーカーはいっつも色指定が書いてないんですよね。そこまでのモデラーを想定してなかったみたいです。

 それで、今回は前回のメルカバとカラリングがかなり異なるとの、違う挑戦もしてみたかったので(まだ模型経験浅いので)、タミヤの「スミ入れ塗料」というものを導入してみました。

スミ入れではお馴染みの、同社のエナメル塗料で、初めから適度な希釈率になっていて、色もそれっぽいラインナップになっている商品群になってます。初使用。

 こいつは、案外便利でした。ただし、オリーブドラブ色が暗すぎて、ほとんど沈んでしまいました。まあ、実車もこんなもん、と思えば許せますか。

 今回の製作で唯一福音だったのが、添付のデカール。

僅かな褪色、焼けは見られますがヒビ割れなどなく、かなり良コンディションっぽいです。

 ただし、念のためメルカバの時と同じく、ニスを塗りました。

前回のメルカバの収穫から、今回は初めからツヤ消しを塗りました。OKそう。

 そして、雰囲気どおり、デカールはほぼ生きていて、保護ニスのおかげもあって、ほぼトラブルなく貼り終えました。

ニスの分、ちょっと腫れぼったいけどね。


 さあ、ここから受難が待っていました。

 いざ、リモコンボックスに電池を入れてテスト走行してみると、まあほとんど動かないこと。始めはそこそこ走っていたのですが、次第に音を上げ始め、最後は、リモコンボックスの配線が過熱するほどの負荷(バック)が発生し、まるでダメ。

□動画【ゲパルト対空自走砲(戦車)】


 やっぱりかー。

 原因は3つ。



 まず、ピニオンギヤが負荷に耐えられずに割れた。

左右どちらもです。本機のギヤは10Tで、金属製や高強度プラスチック製は8Tが流通在庫で、お手上げ。

 そして、なぜかこのロットはクラウンギヤが金属製で、またこいつの合わせが悪かったり、樹脂製ギヤへの攻撃性が高い。

ほかのミツワ製は軒並みオール樹脂なのに、なんでこいつだけ金属製なんだろ? 絶対に、トラブルになったよね。当時。おかしいもん、この構造。

 そのほかは、後述しますが、ゴム製履帯のテンションが強過ぎて(製品ムラ)、ドライブスプロケットが回せる負荷を超えている。

 もう、いい加減にして欲しい。さすがに、ミツワモデルのリモコン戦車に固執するのは、こいつで止めにしました。モノが悪すぎます。

 まあ、愚痴っていても仕方がないので、なんとかこのゲパルトだけは動くようにしたいです。

 ということで、色々と準備。



 まず、モーターを強い物に替えます。前作例のエイブラムスでもTRYした、ミニ四駆用のモーターですね。

実際のところ、kyoshoのエイブラムスでもミツワモデルのゲパルトでも、そんなに相性よくなく、真価は発揮してくれませんでしたけど。金無駄した……。

 次は、メカボックスをほかのミツワリモコン戦車から移植します。

同じくオークションで落札して、やはり作りが悪くほぼオクラ入りしていたB・Bバトルタンクシリーズからの流用。すまんなー。

 もう、kyoshoもそうですが、こんな目にばかり遭っているので、不要なモーターの在庫がたんまり。

ゲンナリです。いい加減、止めりゃあいいんですけどね。どうしても、幼少期のタミヤ製リモコン戦車の感動が忘れられなくて。

 ゴム製の履帯も、同じくミツワ製で、悲しいかなオクラ入りと化した戦車が大量にあったので、相性良さそうなのを1個1個確認していきます。

もうね、製造ムラが酷すぎて、柔らかかったり硬かったり、幅が広かったり狭かったり、長さがマチマチだったり、酷いんですよ。きっと、会社があった頃は、連日、クレームの電話だらけだったんだろなー。容易に想像つきます。

 そんなで、まあなんとか、ギリギリ動く感じの組み合わせやらセッティングを出しました。



 ほんと、ギリギリのところで、もう懲りました。次はないですね(とか言いながら、落札した同社のリモコンキットがあと3つ積んである……。うへぇ)。


 いつもどおり、一応、不整地でも走る状態を動画で撮影してあるので、ぜひどうぞ。ここまでなるのに、ほんと、ウルトラ苦労したんだから!!

□動画【ゲパルト(Gepard)自走対空砲/対空戦車リモコン模型 ミツワモデル 走行動画】



 最後は恒例、真面目撮影で締めたいと思います。パトラッシュ、もう疲れたよ……。


できあがりだけ見ると、いい雰囲気のキットだと思うんですけどねー。


なにせ、いざ走らせようとすると……(´Д⊂グスン



こうやって、バリバリ、敵航空機を脅かしたんでしょうね。実際、本物はめっちゃ高性能らしいですよ。

余談として、日本にも似たような戦車はあるのですが、ゲパルトはなにか特殊な特許のようなものを持っていて、自衛隊のは、それをなんとか回避するかたちで開発されたらしです。

兄弟機ではないですが、同じ会社のメルカバくんと。かわいいディフォルメボディで、見てるだけなら微笑ましいプラモデルなんですが。あとはこれで問題なく動いてくれさえすれば、合格点なのに!!


 臨場感ある、ロケ写もいつもどおり。

カッコイイ!!

う〜ん、グッジョブ!


 とまあ、相変わらず締まりのない終わり方ですが、これにてゲパルト・西ドイツ対空戦車の紹介を終わります。

 まだあるんだよなー、作らないといけないやつー。


やかん

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