とはいうものの。
良質な木として育てるには、成長する前にある程度の剪定は必要らしく。
うちの桜は、とにかく土質が悪く初年度に改良した土ではフォローが追いつかず、幹は細く花付きも非常に悪かったです。
昨年、ようやくある程度の咲き誇りを魅せてくれたのですが、そういった事情もあり剪定をまったくおこなっていませんでした。
桜は「切る」「折る」にはとにかく弱いと聞きますので。
しかし、この段になるともう1つの幹に養分を集中させるのが理想で、余計な枝葉は取り除かなければなりません。
調べるとさすがに初期の段階ではある程度の間引きはよいようなので、成長年もギリギリなので思い切って伐採をしました。
ただし、理想は11月なのかな? それとも最近の異常気象では当てはまらない?
この1月はなかなかにポカポカ陽気が続き、もしかしたらあまり休眠状態ではなかったかもしれません。
いきなり枯れることはないとは思いますが、今年、咲くことはまたないかもしれません。
ただですね。個人的思い出では、桜はなかなかに強いですよ。
花は咲かないかもしれませんが、根本的な生命力は強いと思っています。
というのが、実家にある桜がある時からシロアリに喰われ、歯止めがかからないことから、その部分を中心に灯油を掛け巣ごと燃やしたことがあるのです。
しかし、その後も一向に樹勢が衰えることはなく、咲くし新しい小枝は生えてくるしで元気でした。
ほら、よく桜は根が地面を持ち上げるから住宅の傍には植えるな、って言うじゃないですか。
強い子だと思いますよ。
というか、我が子もそうであって欲しいです……。
やかん