ぶろぐチョップ!

「やかんチョップ!」の人が作る、まぬけ空間的ブログ。

訃報。

2006-10-02 04:27:52 | アニゲ道(そんな道は無い)
コミケ代表 米澤嘉博氏、死去

もう、いつのコミケで、夏だったか冬だったかすら思い出せないのだけれど
あんまりな人混みに疲れ果てて、外の空気を吸いに出た事がある。

会場の外には、僕と同じような奴らが何人かいて
「いやー凄い混み方してますねー。」
などと、知らない者同士で挨拶なんだか愚痴なんだか分からない会話を交わしていた。
……と、その時、誰かがつぶやいた。

「あれ、米沢代表じゃね?」

見れば、確かにコミケカタログで見た事のある人が、僕らの脇を通り過ぎていくところだった。

レッサーパンダの帽子を被って。

「何やってんですか米沢さん。」
「いやー、罰ゲームでさー。」

最初で最後の、僕と米沢代表の会話である。
もちろん、ぜんぜん面識のない者同士。

確か、その年に起こった殺人事件か何かの容疑者が被っていたのがレッサーパンダの帽子だったのだが、いったい何の罰ゲームだったんだろう。

その場にいた全員が、目をテンにして後ろ姿を見送った事をおぼえている。

それは確かに“不謹慎なネタ”に違いなかったのだろうけど
コミケという“場”が全てを許していたような、そんな気がする。

そしてそれは、当の米沢代表の理念に基づく“場”だったのだ。

考えてみれば、コミケほど「表現」というものに寛容な“場”は無かったし、今も無い。
恐らくは、これからも無いんじゃないだろうか。
只の「同人誌即売会」じゃなかった「コミケ」という“場”。
コミケカタログの冒頭文を読めば、それがどんな理念で作られた“場”なのかが良く分かる。

……なんか、支離滅裂な文章になったね(いつもだが)。

ともあれ、ご冥福をお祈りいたします……月並みですが。

後戻りはできない。

2006-07-30 05:10:54 | アニゲ道(そんな道は無い)
・・・いや、単に高速バスのチケットが買えただけなんですが(笑)

8/11に仕事を終えて、イキナリ駅に向かわなければならないっぽい。
(まぁ一旦は帰宅して、風呂ぐらい浴びますが)
池袋には8/12早朝到着予定。
久々の帝都襲撃&聖地巡礼ではあります。

でもココんトコ、アニメもゲームもやってないモンだから、必然的に向かうトコロは
創作系ジャンルというコトになりますか。

二次創作系は「寺通学園同窓会」ぐらいになっちゃうのかな。
チト寂しいかも。

あとアキバにも久々に襲撃かけますねー。
例の糞ドラマ」の御陰で、すっかり「メイド喫茶とフィギュアの街」にされちゃったアキバですが、僕の中では未だ「電脳街」なワケでして。

まぁ「何だかイヤだなー」と思ってた駅前のビラくばりメイドとか、歩行者天国に涌いては消える「バンドみたいなの」とかも取り締まりの方向で動いてるらしいから良いんですが。
(もっとも彼女らを排除したトコで、電脳街に“戻る”ワケでもないんだが)

この夏はW-zero3関係のアレコレを揃えたいと思います。
っていうかW-zero3[es]の衝動買いもありえるんですが(汗)。

まだまだセイバーマリオネット

2006-02-20 13:27:33 | アニゲ道(そんな道は無い)
寺通学園同窓会に原稿を描く事にしたのは良いが、忙しくなってからDVDを観る機会も結構減っていた事に気付いた。

忙しい合間にポッカリと開いた休日に「またまた」と「JtoX」のDVDを観てみたら、ずいぶん忘れてるシーンがあって驚いたねー(笑)

セイバーマリオネットは「R」から「JtoX」まで全っっ部大好きな作品なんだけど
「またまた」から「JtoX」のストーリーの流れが特に好きなんだよね。

大切なもの(まりん)を失い、自分自身の存在価値を問われ(マリオネット製造中止)記憶を失い、そして西安で「小樽以外の『人間』に出会い、そこでまた成長する3人娘。
そして3人娘の成長に置いていかれながらも全てを受け入れて、最後には(作品を観ていた僕らを追い越して)大人になっていった間宮小樽。
さらに、人間的にはかなり「深い」人物なのに「間の悪さ」が災いしまくって結局ギャグキャラで最後まで突っ走った花形クン(笑)

そりゃ細かい「萌え」エピソードなんかも良いけどさ。
「それだけで終わらせないぞ」っていうスタッフの意地みたいなモンが炸裂してて
ホント、この2作品の「流れ」が好きだなぁ。

まぁ、そんな事を言いながら「寺通同窓会」の同人誌には深さのカケラも無いマンガを描くと思うけど。
(ダメじゃん)