リサっぺの仕事事情

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姉妹の絆。

2017年09月06日 | 日記
夏休みの宿題、自由研究の資料を集めるために子供たちと一緒に図書館へ行きました。子供たちが本を探している時に私の目の前にあったのがフィギュアスケート選手だった浅田真央さんの本。小さいころからバンクーバーオリンピックが終わるまでの本とバンクーバーオリンピックからソチオリンピックまでの本、2冊を借りて自宅で読みました。私はよくフィギュアスケートを観戦していてシニアに上がった頃からの浅田真央さんの演技はほぼ見ています。なので、その時々の情景が思い出されあんなに可憐な演技をしていた裏で実は色々な事が起こっていてそれを決して表面に出さない真央さんの強さを知りました。
小さいころは真央さんのお姉さんの舞さんがライバルで舞さんを追いかけて必死に技術を習得したようでした。でも、いつからか真央さんが舞さんの上の成績を収めるようになってから自分自身がライバルだったようです。周りがどうというより自分の納得のいく演技、最高難度のジャンプ構成で試合に臨むことを目標としてきたようです。試合後涙を流すのは成績が良くなかったというより自分の演技が出来なかったことで常に自分と闘ってきたのです。
真央さんがシニアに上がってしばらくすると成長に伴う体型変化でジャンプが上手く跳べないこともあったり、考えすぎからジャンプを失敗するようになり何度もピンチが襲うようになります。19歳で迎えたバンクーバーオリンピック直前も成績不振でグランプリファイナルにも進めず、オリンピック最終選考である全日本選手権前にもトリプルアクセルが跳べなかったと言います。その時姉の舞さんの一言でジャンプを取り戻したと言います。「小さいころからずっと跳べていたジャンプがたった何週間で跳べなくなるはずがない」と。その一言で不思議と体が軽くなりジャンプを取り戻すことができ無事オリンピックに出場することができたそうです。
ずっと見守ってくれたお姉さんや家族がいたからこそ真央さんはずっと活躍してこれたんだなと感じます。もちろん真央さんの努力もありますが、姉妹の絆を感じることのできる本でした。

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