「歳の差」は「年齢比」で…

……私は同級生だった人と一緒に居ます。

つまり、学年が一緒。

同世代って、確かに、世代に関するギャップが無いので、楽な面もありますけどね。

以前から提唱しているんですが、年齢差に関する感覚って、どちらかと言うと「年齢比」じゃないかと思っています。

たとえは、15歳と20歳の差は大きく感じますが、35歳と40歳は、そんなにギャップを感じないし、85歳と90歳なら、もう、誤差範囲みたいなもんです。

年齢比で考えれば、15歳と20歳のギャップ感って、30歳と40歳のギャップぐらいに相当するんじゃないかな、催情剤 と言うこと。

年齢が上がるほど、歳の差が、さほど苦にならなくなる、と言えそうでしょ？

45歳の人が30歳の人と一緒になるのは、高校卒業したばかりの18歳と27歳の組み合わせぐらいの感覚で、いけるんじゃないかと……

「10年ひと昔」なんて言う言葉がありましたが、以前、女子高生に「３年ひと昔」と言われたことがあります。
高校生にとって、大学生は「一昔前の人」なのでしょうけど、歳をとれば、10年ぐらいのスパンで、物事を考えるようになるのでしょう。

若いうちは、時間がたっぷりあるように感じるけどね。

小学校の６年間は、とても長く感じたけど、大学の６年間(←一応、６年制です)は、時間が足りないくらいに感じていたっけ。

小学校を卒業した時点で、人生の約半分を小学生として過ごしたわけだから、そりゃ、大きいですよね。

25歳で結婚したとしても、銀婚式を迎えたときに、やっと、人生の半分を夫婦で過ごしてきたことになるわけですから、そういう時間感覚で結婚相手との年齢差を考えてみるのも、面白い媚薬カプセルと思います。