Windows 8パソコンで放電処置を行う方法

パソコン本体に不必要な電気が帯電していると、正常に動作しない場合があります。
この場合、帯電している電気を放出することで改善する可能性があります。

Windows 8搭載パソコンは、通常のシャットダウン操作では、パソコンの電源が完全にシャットダウンされないため、放電処置を行うには高速スタートアップを無効にしてからシャットダウンする必要があります。

（1）高速スタートアップ機能を一時的に無効にしてシャットダウンする

1. 「設定チャーム」を表示します。
   画面右上隅をポイントし、マウス ポインターを下方向へ移動させます（右下隅をポイントした場合は、上方向へ移動させます）。
   チャームが表示されたら「設定チャーム」をクリックします。
   

2. 「設定」のオプションが表示されます。
   「電源」をクリックし、表示された一覧で「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックします。
   

3. 「オプションの選択」が表示されるので、「PC の電源を切る」をクリックします。
   

以上で操作完了です。

（2）高速スタートアップ機能を無効に設定してシャットダウンする

※ この設定を行うと、高速スタートアップ機能を有効に設定しなおさない限り無効のままとなります。

1. 画面左下隅をポイントして右クリック、または「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、 表示された一覧から「コントロール パネル」をクリックします。
   

2. 「コントロール パネル」が表示されます。
   「システムとセキュリティ」をクリックします。
   ※ 表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の場合は、「電源のオプション」をクリックして手順4へ進みます。
   

3. 「システムとセキュリティ」が表示されます。
   「電源オプション」をクリックします。
   

4. 「電源オプション」が表示されます。
   「電源ボタンの動作の選択」をクリックします。
   

5. 「システム設定」が表示されます。
   「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
   

   「シャットダウン設定」の「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外し、「変更の保存」をクリックします。
   

6. パソコンをシャットダウンします。

以上で操作完了です。 

パソコンのタイプ（デスクトップ、ノート）やシリーズによって、放電の方法が異なります。
以下を確認してください。

• デスクトップパソコンの場合
  パソコンの電源が切れた状態で電源コードをコンセントから抜き、90秒放置して放電します。
  放電後は、電源コードをコンセントに差し込み、電源を入れなおしてください。

• ノートパソコンの場合
  パソコンの電源が切れた状態で、電源コードをコンセントから抜き、バッテリを外して90秒以上放置して放電します。
  放電後は、バッテリを取り付け、電源コードをコンセントに差し込み、電源を入れなおしてください。
  ※ Ultrabook LaVie Z/LaVie Xはバッテリーを取り外せない仕様のため、デスクトップパソコンと同様の放電処置を行ってください。

以上で操作完了です。

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