先日発表されたWindows 8の大規模アップデートとなる「Windows 8.1」にて、日本の一部ユーザーを悩まし続けていた問題が解消されそうです。

今回話題になる不具合は「Windows 8において一部ソフトで縦書きを利用した際、特定の文字が正しく処理されない」というもの。対象となる文字は、「‥」(二点リーダ)、「…」(三点リーダ)、「―」(ダッシュ)の3種類です。

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Windows 8(左)とWindows 8.1(右)で縦書きした様子(ソフトはComicStudioを利用)


イクロソフトのサポートサイトによると、同社は2012年11月7日には問題を把握していたようですが、一向に進展が見られないまま半年以上の時間が過ぎ
ていました。縦書き入力を利用する方はそれほど多くないと思われますが、縦書き入力が欠かせないという方、たとえば漫画や小説を書く方にとっては非常に厄
介な問題です。利用者の一人である私の場合、Windows
7を利用してこの不具合の影響を回避していましたが、こういった対策が取れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。


お今回修正を確認したのはプレビュー版のみで、マイクロソフトが修正を明言していないこともあり、正式版では同じ悩みが発生する可能性もあることに注意が
必要です。しかし、縦書き利用者にとっては “スタートメニューの復活” よりも待ちわびていた朗報と言えるのではないでしょうか。

普段利用するPCにプレビュー版を導入することは推奨される行為ではないので、試してみようと考えている方はご注意ください。

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Microsoft Windows 8 Pro 64bit 日本語

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