彼女とはラーメン店で知り合った。今日、彼女がそのころのことを思い起こして僕に言った。
「わたしたち、改めて知り合うってのはどうかしら?あなたは何て言って私に近づいたんだったっけ?」
ぼくは心の中で思った。女っていつだってそうだ。突然、わけの分からないことを思いつくもんだ。それもわがままなんだ。
ぼくはとりあえず、「いいよ」と答えてから、頬杖をついて少し考えて言った。
「そうだな初めて君を見た時、ぼくは確か、いっしょに牛肉ラーメンを食べようって言ったと思うよ。」
彼女はちょっとぼんやりしてから言った。
「私は辛い鶏ガラのラーメンが好きなの。私たちは好みが違うみたいね。別れましょう!」
ぼくは「・・・!?」
《開心笑吧2016-12-21「重新認識」》
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