父の母への思いやり

ぼくは小さいころ、いたずらをしてはママに何度も叩かれた。

ある時、ママに団子を作るために米粉を一斤買いに行かされた。

ぼくは半斤だけ買って、残りのお金でお菓子などを買ったのだが、帰り道、袋が破れて米粉をばらまいてしまった。

どうしようかと思っていたら、すぐ近くに石灰が積んであったので、米粉の代わりにそれを袋に入れて持ち帰った。

それがばれた時、パパがママに優しく言った言葉が今でも忘れられない。

「お前は休んでろ！おれが叩いてやる！」

《百度空間「快楽作坊」2015-03-26》