大人の事情

えー、ちゅうりぷは置いておきまして、その日親はどんな為体だったかというお話。

ババキラーは楽天の一円オークションが大好きです。
「そんな金どこにある」と問いただしたところ、あり得ない値段（32型液晶テレビ新型を1000円とか）で入札するんだそうです。
「もし万一落札できたらすごいラッキーじゃない？」（乙女）だそうで。
それならまあ、参加費タダだし何も落とせないだろうしいいかと放っていましたら、
なんか変な物も入札してるんですよ。
入札後に聞いて腰を抜かすんですが。

「御影石ピカチュウ（墓作ったらおまけで付いてきそうな、高さ数十センチ、重さ数十キロ）」
「そば打ちセット（石臼付き）」
「屋台（本物）」
など、「千円もらっても絶対欲しくない」ものばっかり。
「だって御影石ピカチュウって子ども喜ぶんじゃないかなあ」←喜ぶでしょうがどこにどうやって置くのですか。
「そば手作りしたらおいしいと思うんだ」←石臼どーすんだよ。
「屋台って引くと楽しそうじゃん」←ブッコロス。

もうドキドキですよ。100円でも落とせるかもしれないじゃないですか。
ある日突然「ピンポーン、屋台のお届けで～す」とかなったら・・・。
「送り先を職場の住所にしろ」と言うと、「えー、そんなの恥ずかしい」（乙女）。

でもまあ、今までの品は運良く本当に必要としている方に落札されたらしく、何も来ずに済んだんですが・・・、ついに「えへ、落とせちゃった」（乙女）だと。

　　　　　　　　　スロットマシーン
　　　　　　　　　
「落とせると思わなかったなあ」ってアヤシイ。何で大型液晶テレビが1000円で、スロットが3000円（送料込）入札なんだよ。
落とす気満々じゃん。

今朝「今日届くんだって。えーっと、代引きだからお金これ置いておくね」とすごく嬉しそうに仕事に出られました。
私は箱の縦＋横＋高さが１㍍以上だったら受け取り拒否してやろうと思ってたのですが、
何とかそれ以内だったので受け取りました。

帰ってきたら夢中ですわよ。
「買ってきてくれたマンガ（下記）先読んでよ」と言ったら、「僕は急いでやることがあるんだよ！」
ありゃ、仕事を持ち帰ったか、悪いこと言ったなと思ったら、やることってスロットでした・・・。
当然ハルドンがかぶりつき（予想外だったらしい。予想しろ）、彼女は結構博才があるけど、かなりアツくなるヤバイタイプだと分かりました。
将来ハルドンがスロットやパチンコにはまったら、ババキラーのせいね。

一方私は何をしていたか。
球根救出活動は「暗くなってきたしなあ、明日（←これがいかんのじゃ）」。
で、ババキラーが本屋に行くっつうのでサイバラさんの
『毎日かあさん　お入学編』(ブックマークも参照）をついでに買ってきてもらい、ウヒョヒョと読みました。
ガンジ君はぷくの将来像（確定）、ひよちゃんはハルドンの現在像と重ねられてたまりません。
あと、新聞への投稿の図書カードで買った（罰当たり）のでそれもたまりません。
ちょっと前に安野さんの監督不行届も買ってしまい、こちらはババキラーがカントク君と局所的に酷似している所が（出身県以外にも）いくつかあって、たまりません（この文章にも影響が出てます）。

久しぶりにタマラン本二冊で、楽しいけどダメダメな妖怪クッチャネでした。

まあ、親ってそんな立派なもんじゃないっすね。
あ、冒頭の写真はババキラーが「ハルドン不憫」と買ってきたリリカちゃんの苗です。
咲きますように。