きょうの人民たち。 ~在北京~

北京にお引越ししてきました。 思い出のいっぱい詰まった北京での生活がまたスタート! 

ウェディングショーがやっていました。

2007年04月28日 | 北京の人民たち。


みなさま、こんにちは。  たらです。


日本はGW突入ですね。 中国もこの時期には “ 労働節 ( 五一 )” 休暇となるけれど5月1日から1週間連続でお休みにするため、そのまえの土日は出勤です。まあしっかりお休みにはなるんだけど、なんだかかったるい感じがしてちっともなれません。。。 ( っていうか、わたしには関係ないといえばそうなんだけど  )  企業によっては日本と同じ期間お休みでひと足早くヴァカンスに行っちゃってる人たちも多くて 今 北京の日本人向け公寓&スーパーはガラガラです。 でもオットの会社は中国暦なので今日まで出勤。 9日連続お仕事です。 ホントにお疲れさまです。  

で、またひとり街歩きに。

今日あるデパートにいたら 結婚写真会社によるウェディングショーが始まりました。 ステージの周りにはテーブルが置かれて結婚式を控えたカップルがショーを見ながら写真の説明を受けています。 最初はふつーに何着かウェディングドレスの紹介があってからカクテルドレスのショーが始まったんだけど。。。





どうして? どうしてそのカツラにサングランス?  ドレスはいたってふつーにかわいいのに。


あと右上の赤いドレスのお姉さん、彼女は司会なんだけど まるで花嫁のよう。 っていうか彼女が一番まとも な感じだし。 こちらのショーって司会者まで衣装を着ちゃうの。 これもいつも不思議。

     

         






最近のバス停には。

2007年04月27日 | 北京の人民たち。

みなさま、こんばんは。  たらです。


来年の北京オリンピックに向けてマナー向上が叫ばれている北京。
街中のいたるところで赤い横断幕のスローガンを見かけます。 
“ 列に並びましょう!” もそのひとつで毎月11日が強化日

で、この運動にともなって各バス停に旗振りおじちゃん&おばちゃんが登場。



バス停にはいちおう柵があって この柵の途切れたところがバスの乗降扉口。 
8~10路線と多くのバスが来るバス停には この乗降扉口が3~4ヶ所あって、それぞれのところに2~3路線停まる。 でその印に地面にバスの路線番号が白ペンキで手書きで描かれていて、ここに1人ずつおじちゃん or おばちゃんが配置されているんだけど 彼らはバスが来て人民たちが乗り込んでいるあいだ中
「 排隊 ! 排隊 ! 排隊~ !! ( 並んで!並んで! 並びなさ~い!! ) 」
ってずーっと叫んでます。

でもそもそも この路線数だけの列をなすスペースがまったくないの。 だから人民たちは これってかろうじて列なのかな・・・というふうにごちゃごちゃ~と立っていて、バスが来るとその列は一気に崩れてやっぱりいっせいに乗り込む、という感じ。 
でもね、空いているときは意外と上手に並べてたりもするのだ! ( ← 感無量

あと以前はどこからでも乗降できたのが、今は扉わきに “ 上 ” “ 下 ” のシールが貼ってあって、バスによって 「 前は乗る専用、後は降りる専用 」というようにキッチリ決められているから前のように降りる人をさしおいてムリヤリ乗り込んでくるということはなくなった ! ので、そのぶんスムーズになりました ♪


でね、このバス停おじちゃん&おばちゃんたちはバスが来ると誘導もします。 
自分の持ち場のバスが来ると 「 あ! ○○路線が来ました! 」 っていいながら旗を振るんだけど
    全員でいっせいに振っちゃうんだよね。。。 

 ぜんぜん誘導になってないじゃん。  ( 走るバスの中から。 分かるかな。 ) 


だからバスの運転手は結局、自分で白線&番号を目視確認して停まってるんだよね。旗を振る意味はないと思われ。 だってバス停にはいつも人がうじゃうじゃいるから、通りすぎちゃうなんてことはありえないし( まあ彼らの黄色いカッパ&赤い旗はかなり目立つけどね )。 もうちょっと自分の立ち位置と意味を考えようよ。 ねえ。

でも並ぶように叫んだり、旗を振ったりするのはなかなか仕事熱心な人民たち。 バス停によっては立っているだけ~っていうおじちゃん&おばちゃんも多い。 っていうか殆どがそうかも。。。



            夕方ラッシュ時の 宣武門。

        車も自転車も歩行者もわらわらいっぱい~。





中国 ☆ 本事情。

2007年04月26日 | 北京で歩く。


みなさま、こんにちは。  たらです。


中国人って 本 好きです。  人民たちが多く住む小区には道端に新聞が何紙も張られた壁新聞とでもいうのかな? 購読コーナーがあるんだけどそこにはいつも人がいっぱいいて、みんな真剣に呼んでいるし、 出稼ぎのおじさんも本を読みながらリヤカーを漕いでいたりします。



東郊の批発市場 ( 卸売市場 )で。  足 疲れないのかなあ。



昨日、本の批発市場に行ってきましたー。 ここは3階建ての建物内にものすごい数の本会社が各ブースで入っていて全て定価の2割引きで買えちゃうの。 一般の雑誌から専門書までほんとにすっごい数の本が天井まで積み上げられているのだ。

      私の中国語勉強用の 世界著名童話  

      お話CD付きで上下2冊セットで29,8元 が2割引き。

今のご時世、付くとしたらCD or DVD っていうのに、なんで中国語教材のはいまだにカセットなのかしら? そのためだけにプレーヤーが必要でわずらわしんですけど。


中国って教育熱心なだけにもう子供用の本もすっごくいっぱいあった。 でも3歳~向けのにはどれも必ずちょっとお勉強の要素が含まれているの。 遊び+ちょっと考えてみようね、って感じ。 ただ塗るだけ~とかいうのは2歳向けくらいまで。

たとえば絵本でも 蛇口の絵が4つ並んでてお水が出ている絵なんだけど それぞれ水量がちがうのね、で、いちばん早く溜まるバケツは赤に塗りましょう。 いちばん遅いのには黄色に塗りましょう。 とか。 

あとさすが中国 子ども向けのでもつっこみどころがいっぱい。 あるシール本で5匹の動物がいてそれぞれお尻をむけているんだけど、それぞれにあった う○ち のシールを貼りなさい。 とか。 で、シールページのところには各種各様の大きさのう○ちが。。。 日本のだったらきっとどの動物がいちばん果物食べるでしょう? とかだと思うんだけど。 


あと粘土の本を見ていたら、いろいろ中国チックなものが。 パンダはもちろん、卓球のラケットとか。 バトミントンの羽 ( ラケットはなかったよ )とか。 あとはこんなものも。 


            囲 碁 ( 渋いっ



              爆 竹     春節にはかかせないもんね。



あとね、塗り絵で不思議だったのがやたら戦闘物がいっぱいあった。 戦車 & 大砲 のほかにも 戦闘銃地雷とか  う~ん、不思議。


とにもかくにも中国の子供むけ本&教材の豊富さにびっくりした。 内容もきめ細かく、とても多角的な感じ。 日本も今はこんな感じなのかしら? 

子どもオリンピックでもあらゆる科目で一位を独占したりする中国は 小学生低学年のうちに全国一斉テストをして、そのうち各科目トップ30人を全国から集めて英才教育をするシステムが整っているくらいだから、こういったテキストもかなりいろいろ考えて作られているんだと思う。 幼稚園 or 小学校の先生らしき人たちも熱心に教材探しに来ていたよ。

でもこの本の批発市場のすぐ南には自動車関係の中等専門学校があるんだけど、ちょうど授業が終わったあとらしく生徒がいっぱい出てきてた。 みんな校門を出てきたとたんに煙草を吸ってた。( このあたりは中心からちょっと外れてるので警察も全然いない ) もちろんみーんな10代。 で、日本ほど割り勘しないだからかこんな子どもたちまで1人が煙草を買ってみんなにあげてた。 まあ持ち回りなのかもしれないけど。 ずるずるした学校ジャージ姿でずるずる歩いていたよ。 どの国もそうだけど豊かになるとかならず子どもには負の面が出てくるね。 そしてどんどん色んな差がついてきて、ほんのひとにぎりの人間が国を動かしていくんだよね。



 






わが家のお手伝いさん。

2007年04月25日 | 北京のお家で。


みなさま、こんにちは。  たらです。



わが家のお手伝いさんが作って持ってきてくれましたー。 尖椒のお漬けもの。


  ピリ辛+旨みあり でごはんが進みっぱなし。


うちのお手伝いさん、もう性格も良くて明るくてお掃除も上手で清潔好きで、ほんと素晴らしい人   前回の駐在のときに中国人のおともだちが紹介してくれたんだけど彼女は国家幹部の娘なのでいろんな要求がハイレベル。 まあ彼女のオススメなら大丈夫かな。というのがスタートだったんだけど、もうこれが完璧で帰国の時はほんと日本に一緒に来て欲しかったくらい。

わが家ではお掃除だけお願いしていて料理はしてもらわないんだけど、お料理も得意で前も何かとちょこちょこ作って持ってきてくれてた。

こちらのお手伝いさんってすごく色々なトラブルを聞くことも多い。 お使いを頼むと自分の家の分まで買ってきちゃう ( 市場だとレシートが出ないから実際の購入金額が分からない )とか 一時帰国している間に勝手に入って子どもに勉強させてた ( クーラーついてて快適だから )とか。 家事ももともと好きじゃないのに小遣い稼ぎでやっている人も多くて掃除の仕方がかなりいいかげん とか。 終わると座っているとか

でも彼女は自分でいつもできることを探していて、新たな仕事をみつけて時間が足りないと 「 次回は○○やるから、△△用意しといてくれる? 」 などと提案してくれたり、またはアドバイスしてくれたりも。たとえば浴槽を洗うのにはふつーの洗剤より安いシャンプーで良いとか。 「 身体に直接つけるものだから安心だし香りも良いしね 」って。 この間も 「 工具貸して 」 って言うから何に使うのかと思ったら換気扇の本体の蓋を外して掃除してた。 あと中国人の床掃除ってふつーはモップ拭きなんだけど彼女は「 隅っこまできちんと取れないから。」 といってひざまづいて毎回汗だくで全部雑巾がけしてくれる。 

もともと掃除好きなんだと思うんだけど、この働きぶりにはホントに頭が下がります。 あと彼女はもともと安徽省出身なんだけど前回よりもさらに訛りが抜けてて標準語がじょうずになってる♪ ので彼女とのおしゃべりが楽しくて出かける予定がおじゃんになっちゃったりもよくするのだ。  ( この5年間でだいぶ値上がりしたけどね。。。

           ほんとあり難い嬉しい縁です~。  




後海 & 竹園ごはん。

2007年04月24日 | 北京のお気に入り。


みなさま、こんにちは。  たらです。


最近の週末は土日どちらかのお天気がすこぶる良い  土曜日はすこしくぐもっていたけれど ( オットもゴルフだったし,まあいいか。) 日曜日は朝から青空でとっても気持ちよい♪ で、后海あたりにお散歩に行ってきましたー。





泳ぐおじいちゃんたち。 5人くらいいました。 后海の水はかなりにごってて,とてもきれいとはいえないんだけど。 



この后海の前には公園があって健康器具がいっぱいあるので
ご近所おじいちゃんとおばあちゃんがいっぱい。 胡同観光の欧米人もちらほら。

             映ってないけどもちろん卓球台も2台ありまーす。


お昼ごはんは近くの竹園飯店にて。 清朝時代の商務大臣“ 減宜huai ”( 江蘇常州人 )が北京で仕事をするときに住んでいたところが今はとても中国なホテル。 



 
レストランの内装も中国チック。 食器なんてちょっとベタなくらい。。。


このお庭をみながらゆっくりいただけます♪ アウトサイド席もあってこちらは外好き欧米人には大人気。

中国庭園と奥に見えるのが宿泊棟。 ここお部屋はあまり広くないけどすべて中国家具で統一されてて雰囲気が良いです。 水周りもキレイで合格~◎



ふつーにおいしい。 あ、でも家常菜だけどいちおうホテルなのでお値段はちょっと高め



パンダごみ箱。 昔、西安に行ったときごみ箱だとは知らず見かけるたびに喜んでたよ。


たっぷりの緑をゆっくり見ながらお食事できるところってなかなかないよね。食後はお散歩もできるし、ここは気持ちが良くてわが家のお気に入りです~  



北京の柳絮はもう終わり?

2007年04月23日 | その他


みなさま、こんにちは。  たらです。

なんだか画像がアップできません。。。 日曜日ネタの画像をアップしようとすると強制終了されてしまうのだ。 なのでこれは後日ということで。


つい先日も書いた 柳絮。 もう殆ど飛んでいません。 中国人に聞いたら柳絮をださないように樹に薬を撒いたそうな。  薬を撒いたのは柳絮が舞い始めて1週間もたってない頃。 大量に飛び始めてたった2日目に撒いたらしい。 なのでまともに飛んでいたのはほんの数日だけ。  
 
またですか。。。 人間の都合でこんなに自然をあれこれいじっていいのかしら。
この国ってば強制的に人工雨ふらせちゃたりするし。 オリンピック誘致の視察団が来ていたときも冬だったんだけど、街中の枯れ芝生に緑の液体をポンプ車で撒いて真緑にしていたし。 あれにはホントに驚いた。

日曜日に后海にある宋慶齢故居に行ってきた。 オットと 「 ほんとに柳絮もうないね。。。」 と話していたら門の前に着いたとたんに柳絮がすごかった。 よく見たら門の前にある1本の楊樹からものすごい綿毛が噴き出してる。 「 ああ、この樹だけは ( たまたま?)噴薬まぬがれたんだなあ。」 とちょっと嬉しかった。 自然の営みをとめるのはホントにかわいそうだ。 

もうほんとやりたい放題だな。 ただでさえ農薬浸けなのに。
街路樹の多いこの北京でどんだけ大量の薬剤を撒いたことやら。




三越がOPENしました!

2007年04月21日 | 北京で歩く。


みなさま、こんにちは。  たらです。


大望橋に台湾三越の “ 新光天地 ” がOPENしましたー。


半年前までは一帯工事中でホコリ舞いまくりのヘヴィなエリアだったけど出来上がっちゃうとすっかりキレイなイメージに変わりますね。


最上階の6階にはレストランエリアになっていて、 あの【 鼎泰豊 】や上海でも人気の【 鹿港小鎮 】と【 翡翠酒家 】、北京で大人気の羊しゃぶしゃぶの【 鼎鼎香 】  日本人駐在員おなじみの【 松伸 】 が入っています♪
中国のデパート内レストランってほんっと使えないところばっかりなんだけど、ここは買い物ついでに飲茶とかも行けて活用度高そう♪ 


              地下にはお約束のフードコート

このほかにも人民たちに大人気の1人ポットしゃぶしゃぶ専門店や 【 味千ラーメン 】 各地方料理 ( 雲南の過橋麺も )や北京の老小吃などもあったり 【 貝児多泡芙 ( ビアードパパ ) 】 のシュークリーム や スープ専門店にジェラードやクレープなどのお店も。

あとあと、嬉しいのは  FAUCHON のカフェ&SHOPに  ペニンシュラ のデリまで入っていましたー!!


スーパーマーケットはベージュとグリーンを基調にしていて日本にもある健康的で高級感のある雰囲気。 お肉や野菜の種類も豊富で陳列の仕方もキレイ。 中国ちっくな感じはまったくなし。

わたしが嬉しかったのはこのスーパーのお惣菜コーナーに点心や饅頭の量り売りコーナーがあること♪ 蒸篭やカゴに入っていてこれまた良い感じ。 中国のこういう売り場ってちっともおいしそうじゃないことが多いけど、ここは違いましてよ♪


ミニ餃子は20個で6元。 玉米餅やもち米団子は好みに混ぜてOKで1斤13元。 粽子はひとつ3元。 
 
粽子は珍珠鶏、これおいしかったー。 あとのはまあまあ。



あと居家生活用品のフロアには 【 WMF 】【 FISSLER 】【 ALESSI 】 などが各ブースできちんと入っていて【 WMF 】と【 FISSLER 】は日本でも見たことないものばかり。 すごい商品数でした。 ( デモストレーションのお料理で一帯、中華のにおいがぷんぷんだけど ) あとあと 【 NESPRESSO 】 も入ってます。 ゆっくり試飲できるカフェスペースまであるし。 すごいなあ。 すごいね。 北京☆ こんなに豊かになっちゃうなんて。


もちろん、ブランド店も多数出店。 フェラガモ・フェンディ・クロエ・ジルサンダー・ボッテガヴェネタ・グッチ・プラダ・ヴァンレティノ・コーチ・ゼニア・マックスマーラ・・・などなど。 宝飾品はあのミキモトも。 あとはロレックス・フランクミューラー・ピアジェ・オメガ・フレッドなどなど。

あと日本のデパートのように各フロアにカフェがあります。 3階(だったかな?) のスカンジナビアンカフェ、マフィンもコーヒーも美味しかった!! どうか続きますよーうに。


この台湾三越、台湾に駐在していたおともだちが 「 日本と一緒だよ。」 と言ってたけどほんとそう。 今までの中国の高級デパートとは陳列棚&陳列方法がまったく違うの。 高級感がいっぱい。 もちろん商品は違うけど、陳列の仕方や照明って大事なんだなあ。。。とつくづく思いました。 中国であることを忘れちゃいそうでしてよ。 どんどん便利になるね。

あとは今のスタイルがどのくらい続くか。。。中にはビミョーに現地化していっちゃうところも多いので。。。 頑張っていただきたく。





中国の飛機は常常延誤。

2007年04月20日 | その他


みなさま、こんばんは。  たらです。


わが家のオット、毎週 中国国内どこかしらに出張に行っています。 たとえば上海で翌朝の会議にでるため、北京でふつーに1日仕事してからそのまま夜8時くらいの便に乗って向こうのホテルに11時すぎにチェックインとかもふつー。 で、飛行機が遅れれば夜中の1時すぎにチェックインとか。 で 「 今着いたよー。」と電話をしてくる。 ( たとえ夜中の2時すぎててもね・・・

中国の国内線、ほんとにふつーに遅れるの。 大都市間を結ぶ夕方以降の便はもうほとんど100%と言っていいくらい。 原因のほとんど離着陸の調整管理の問題  。 しかも機内で待たされることもしばしば。 1時間なんてふつー。 2時間もざら。  北京ー上海間なら所要時間が2時間なので、とっくに着いてる時間にまだ飛ばない機内にいたりするのだ。


オットの今週は月曜から上海&瀋陽をまわって今日戻りの予定。 でさっき瀋陽の空港から電話があった。 「 飛行機、故障で遅れるんだって。予定時刻も分からない。」 とのこと。

10分ほど経ってまたオットから電話。
「 乗るはずの飛行機、北京で故障しててまだ北京を発ってないんだって。」
 

           


「 またあ? じゃあ、払い戻してもらってほかの航空会社に替えたら? 」 と言うと

「 うーん、でもチェックインしちゃったしなぁ。」 とオット。


もともと18:00離陸予定が、この時点で 19:00 でしてよ。


「 えー、でもその様子だと機体が北京を発つのは早くても20:00。 瀋陽に着くのは21:30。 機体整備して22:30。 北京に着くの24:00よ? 」 と言ったら

「 ほんとだよねー。 でももう少し様子を見てみるよ。」 とオット。

「 そう、分かったわ。 あなたがいいならいいけど。。。」 と答えて切ろうとしたら


「 あのね、 周りの外国人たちはね、 呆然としてるよ。」 だって。 
しかも2回も言っちゃってなんならちょっと楽しそう?


わが家のオットはとってもタフ。 肉体的にも精神的にも。 どんなときにもタンタンとした口調で電話してきます。 遊びじゃなくて仕事でいってるんだからほんと疲れるんだと思うんだけどいつも感情に波はなく穏やか。 でもかえってこれが精神衛生上、いちばん良いのかもね。
 

昔、ふたりで無期限の中国国内旅行をしたときも、それはそれはヘヴィな旅だったんだけど、どんなときも嫌な顔ひとつしないオットを見てずいぶん精神的に助けられた。 トラブル満載の中国の個人旅行は、ただでさえ自分ひとりでいっぱいいっぱいになりがち。 それだけに一緒にいる相手の表情や態度でかなり違ってくるんだよね。 それ以来、旅行先ではつとめて平常心でいよう。と努めています。。。


で、またさっき電話があって ( こういうときホント逐一電話してきます。。。ヒマなんだろうな。 ) 違う機体が用意されたとのこと。 思っていたより早く帰ってくれそうで良かったけど、 中国の航空会社&航空関係各部門のみなさま、どうか時間通りに運行してくださいませ。 たのもうー。






雍和宮大街で北京家常菜。

2007年04月19日 | ごあいさつ。


みなさま、こんばんは。  たらです。


北京の庶民の味を食しに北京家常菜のお店に行ってきました。


      爆肚児 ( 豚の胃袋 )  と 麻豆腐 ( 緑豆のおから )

・爆肚児は手前のゴマだれをつけていただくんだけど、このお店のこのタレは美味しい!
・麻豆腐は緑豆を発酵させたもの。 独特のクセがあるので苦手な日本人も多し。 でも一緒にいったお友達は大の麻豆腐好きなので、彼女ひとりで殆どたいらげてましたね。




炸咯吱 ( 粉状にした黄豆を蒸して揚げたもの ) と 鍋鉄 ( 焼き餃子 )2両
・炸咯吱は手前の酢につけていただきます。 油と酢は合うよね♪
・ここの鍋鉄は皮が薄めで日本の焼き餃子みたい。




トマトと卵の炒め物 ( わたしの大好物 ) や 白菜の炒め酢あんかけ や キュウリの前菜などなど計7品 で49元 ( =750円 )でした。 安っ。


いつもメニュー見ていて思うんだけど、北京の料理ってへんてこな名前のもの 多くない? あと発酵させたものも多い気がする。 豆汁とか。 北京という土地柄、昔は食材も多くなかったし ( 北京の冬といえば白菜ばっかりだった ) 日持ちさせなくちゃいけないし・・・という過程で出来たものも多かったのかな。


留学していたころはあまり口に合わなかった北京料理だけど、駐在を重ねるごとにやみついてます。 北京ダックもそう。  これって単に食べ慣れているかいないかの問題な気もする。 タイ料理だって食べ始めたころ、特にココナッツミルクが入っている料理は美味しいかどうかいまいち分からなかったりしたもの。でも今は大好きっ

あと人間の味覚って50を過ぎると鈍るんだって。おぉ。。。 それに何事も歳いくほど馴染むのにも時間がかかるしね。 早いうちからいろいろ食すことって人生の楽しみの幅を左右するんだなあって最近よく思うのだ。 

こういうお店、ちょっぴりヘヴィなところにあったりするので人によっては好まない人もいるけど、わたしの好きなお散歩コースには必ずといって良いほどあるし、なにより安いし、で1人ごはんのときも活用度高し。です   



どっぷり観光地化の胡同。

2007年04月18日 | 北京で歩く。


みなさま、こんにちは。  たらです。


ちょっと前なんだけど、週末オットとお散歩胡同(ふーとん)のときのお話し。
胡同といえば、外国人旅行客に大人気の人力車で観光できる后海あたりが有名。 で、昨年5月にアテンドで来て以来、久しぶりに行ってみた。

后海の周りはレストランや雑貨屋さんなどが並んでいてたいそう賑やかだけど、1本裏に入ったら静かな昔ながらの人々の暮らしがあって・・・のはずが以前からある人力車会社のほかに3社ほど営業してて、さらに個人営業車までいて、ただえさえ狭い通りが人力車で渋滞   人力車も車同様、歩行者にはかまわずガンガンすり抜けていくので、こっちはぶつからないかとヒヤヒヤ。 

なるべく人力車のいないとこ、いないとこを歩いて行くと、それはどこも “ 死胡同 ( 行き止まりの胡同 )” ってぐらいどこもかしこも人力車だらけ。 胡同というより観光客を見に来たような。



              やっと少し静かな胡同の通りに出ることができました。 



つまらないので早々に引き上げて近くの南鑼鼓巷のなかにある杏仁豆腐がおいしいというお店へ。


このジンジャーエール、ほんとに生姜を搾ったものでお姉さんのオススメだったんだけど、就是中薬 という感じでカフェ気分もいまいち盛り上がらず。 でも杏仁豆腐は濃厚でおいしかった。



アテンドなど含めてこれまで何度となく来たこの胡同、いろんな思い出があるんだけど、個人的なお散歩コースにはもう使えませぬな。