きょうの人民たち。 ~在北京~

北京にお引越ししてきました。 思い出のいっぱい詰まった北京での生活がまたスタート! 

週末旅行 ~ 紹興 & 杭州 へ ~  ( 出発編 )

2006年08月26日 | 旅行


みなさま、こんばんは。  たらです♪


2週続けて週末旅行~♪ また前々日になって行き先を決め、前日に切符を買いに行き 「 それっ! 」 と出発~


いつものように上海南駅から列車にのって紹興まで約2時間30分。 今回の列車はいつものよりさらにキレイ! ( というか高級な感じ )でちょっと日本の新幹線のようでした。 座席の前には折りたたみテーブルも付いていて便利~♪ ( わたしのは壊れていたけど・・・ ) 

なぜか知らないけど中国人の親子連れも多かった。 日本人からみると一般的に中国人のお行儀はかなり悪いので、まだキレイな車内で ( 発車後30分くらいしかもたないけど )子どもがテーブルの上に足を乗せて 「 何様っ? 」 ってくらい くつろいでいたりしてるけど ( だから私のテーブルも壊れるんだってばっ ) 親がそもそも似たようなものだからこれは仕方がなく。。。

でも上海発は、特に軟座 ( 一等席 )は客層も良いから 大人は新聞や本など何かしら読んでいたり&寝ていたり や 子どもが絶えずスナック菓子をボリボリ食べる音がするだけで、ほのぼの静か~。 いつも不思議なのは中国人の子どもって日本の子どもみたいに泣き叫んだり奇声を上げたりするのが少ない気がする。 ほんと不思議なんだけど殆ど見たことがない ( 大人はあんなに大声でうるさいのに )。

あと子どもネタといえば、今回通路向こうの席に親子連れで、5、6才くらいの子どもがいたんだけど、この子が数回大量にもどしていた( お食事中の方ごめんなさい )。 ぐったりしながら苦しそうに でも淡々ともどした後で、お父さんに連れられて洗面所に行って身ぎれいにしたあとは、これまた淡々と戻ってきておとなしくしてた。

で、いくらも経たないうちにお菓子やらジュースやらを ばくばく & ぐびぐび。 中国人の食欲ってこうやって作られていくのか。

?!? 具合が悪かったんじゃないの?! と凝視していたらしい私はいつものようにオットに咎められたけど、でも 日本人の子だったら嘔吐してたらふつー泣くよね。 でもあとちょっと驚いたのは対応 & 処理しているお父さんもひじょーに淡々としてたこと。 「 おー、吐きたいのか。 おー、吐いているのか。」 って感じ。( お食事中の方ごめんなさい ) 周りの人たちもちっとも気にしてない。 ( っていうかもともと他人のことは気にしてないから気付いてないだけかもしれないけど ) 

で、私たちが下車するまで続いた彼の絶え間ない食をずーっと見ていたら、 あっという間に紹興駅に着きましたー。




      


紹興駅が思いのほか大きくてびっくり。 まあ日本人には紹興酒でくらいしか知られてないけど、もともと文化的で多くの作家などを輩出した土地だけに中国人には有名だしねー。 とオットとぶつぶつ言いながら、うるさい客引きをばさばさ払いながら、この駅舎を見ながら日焼け止めをたっぷり塗る。 

快晴 なのは嬉しいけど、この日は太陽ギラギラ すっごく暑かった  とりあえず 町中心部までてくてく出発~。



杭州 ・ 富春山居 ( フーチュン・リゾート ) へ 。

2006年08月21日 | 旅行


2時間後に杭州駅着。 特にホテルに車を頼んでいなかったので自分たちでタクシーをひろってホテルへ。 運転手のおじちゃんにホテルの住所を告げると このホテル自体は知らなかったみたいだけど、中国の郊外行きって街中を抜ければ殆ど1本道なのでだいたい近くまではいけるからそれほど心配はない。 おじちゃんも 「 あっち方面だな。」 って感じで車を走らせた =。

高速 ( 無料 )& 有料道路 & 山道を走る走る。 最初はおじちゃんとのやりとりも 「 こんな遠くじゃ観光しにくいぢゃないか? 」 とか 「 杭州には見どころがいっぱいあるよ。西湖とかはもう行ったのか? 」 と聞かれて 「 もう杭州は何度が来てるの、今回はこのホテルが目的なのよー。」 とふつーの感じだったけど、 そのうちおじちゃんが無言になってきて 「 こんな遠くだとは・・・ここはほぼ隣町の “ 富陽 ” ぢゃないか・・・。」 とか 「 これでは利益にならないなぁ。」 と小さな声でつぶやきだして ( おじちゃんはべつに感じが悪いわけではなく、ふつーにいい人だった )それからもしばらく走って 45分ぐらいして やっとホテルに到着。

おじちゃんはふつーにメーター通りの金額を請求してくれたけど、今来た道を考えると、とても帰路でお客とか拾えそうなところではなかったので150元払うことに。 おじちゃんはちょっとびっくりした様子だったけど、でもすぐホッとした表情で 「 謝謝! 」 と言って速攻 受け取った。




2人の清潔感あふれるお兄さんの出迎えを受けてチェックイン。


ロビーはこんな感じ。


  



ラウンジはこんな感じ。





ラウンジにはアウトサイドがあって





こんな素敵な景色を見ながら





朝食がいただけます。 朝食は中国らしくお粥セットもありました♪





ホテル内は、空間がふんだんに使われてて・・・





その空間にはどこもソファーなどが置かれてくつろげるようになっています。





もともと中国家具好きのわたしとしてはたまりませぬ。





緑茶の名産地である杭州らしくお茶の加工器具があったり
ちょうど夕日があたるところではこんな演出も。


  




プールはこんな感じ。 プールの中はブラウン&グレーの2cm四方のタイルが
敷き詰められていて( 何万枚?とか思いながら泳いだ ) シックでとっても素敵。



右側の屏風の空いているところもソファー。 一緒に来たけど泳がないときとかは良いよね。 
そこに座るとちょうど外の景色が見えるように設定されてます。

こちらの大人用プールはオープンになるんだけど、キッズ用プールはすぐ隣にある完全室内。 
なので一切の子どものはしゃぎ声などが聞こえないようになっていて、ひたすら静かな雰囲気が保たれています。
でもキッズ用とはいえ大人見学用のふかふかチェアもおかれていてかなりの高級感がありましてよ。



こちらは ライブラリー。 私の好きなインテリア関係の洋書がたっくさんあって入り浸ってました。  ( 子供用もあり)







このホテル、さすが2005年の世界のベストホテル116 で選ばれただけのことはあります。 ホテルもアマンリゾーツを手がけるGHMグループのデザイナーが設計してるんだけど全てがビューポイントになっていて、ただの壁~というところがひとつもない。 内装はすべてモダンなチャイナスタイルという感じで雰囲気はじゅうぶん。

部屋の中にも石と木がふんだんに使われていて、壁のピーラーも石。 換気口も花板 ( 木の彫りもの )で覆われていて蛇口やライト以外の金属ものはすべて隠されているの。


あと特筆すべきはスタッフの質の高さ。 感じの悪い対応 ( 中国ではホテルなのによくある )はもちろんないし、かといってこれもこちら中国ではありがちな単なる友達のような(フレンドリーとかではない)馴れ馴れしさではなく、きちんとホスピタリティーの感じられる対応がここ中国で( !!)ありました。 ここまで中国人を教育するのって大変だろうなあ、と何度思ったことか。 

ある欲しい物があったので、ハウスキーピングに電話で聞くと実はショップにもおいてあることが分かって( ここのショップは生活感のあるものは全て戸棚内にしまわれていたので分からなかった) 自分で買いにいくことを告げたらちょうどショップの閉店時間だった。 するとこのスタッフはすぐに 「 お店を開けておくようにこちらから連絡しておきます。」と言ってくれた。 ここ中国でこんな快適なホテルライフがあるなんてとホントびっくり。


あとここのホテルのゴルフコースも 誰かさんが設計したとかで( 全然興味がないので覚えられない )有名らしいです。 で、クラブハウス内には『 倶楽部8 』 というレストランが入っています。 上海の新天地にある 『 T8 』 もここの経営。  こちらは “ 前菜とメインのあいだ ”という軽めのお食事が用意されていて便利だった。 

でもお味はやっぱりメインダイニングの中華がいちばんだったかな。 もともと食の豊かなこの地域のお料理がいろいろいただけます。 “ 寧波烤菜 ”は行く度にいただいちゃいました。 あとスウィーツもおいしかった♪



お部屋からの景色







今回、ここはせっかく上海から近いのだから、ぜひ上海にいるうちに行っておかないと! と無理やり時間をつくって行ったんだけど来て良かった。  


ここは高級リゾートプロジェクトラインとして開発が進む地域。 少し行くと水がとってもきれいな土地なんだけど、守るべきところはきちんと保たれますよう願うばかり。  

っていうか、リゾートのポイントってむしろそこだしね。



杭州 ・ 富春山居へ ( 出発編 )。 

2006年08月18日 | 旅行


みなさま、こんばんは。  たらです♪


杭州にある 『 富春山居(フーチュン・リゾート) 』 へ行ってきましたー。
上海に来てからずーっと気になっていたこのホテル、宿泊は最低2泊~( 昨年までは1泊から可能だった ) のこともあって、何かとのびのび~になっていたんだけど、やっと、というか水曜日に思い立って、木曜日に列車の切符を買いに行き、金曜日の午後から行って来ましたー。


上海南駅へ。 春に杭州に行ったときはまだ工事中で仮設の鉄骨むき出し(っていうか鉄骨のみ ) 階段を上って下りて + 土ぼこりの工事現場を100M歩いて + 平屋プレハブ駅舎につく という力抜きすぎチャチイ駅だったけど、新駅舎はさらに専用の高速出口も出来て ( 今までの出口より先に新しく出来ています。まだ知らないタクシーの運転手も多いので注意!)  出発ロビーに直接タクシーがつけられるように。 空港のようでとっても早くて便利 ~♪ 
やるぢゃないか 中国 。



駅の中はこんな感じ。 周りには旅行中使えそうなスポーツウェアのお店やコンビニのようなお店がずらーっと入って ツボは押さえてるかも。





軟席 ( 一等席 )専用待合室の中。





軟席 ( 一等席 )利用者はこの待合室を出て
前の通路を横切ってさらに前のゲートで検票してもらい
硬席 ( 二等席 )の人々がわらわらいるフロアーを
ガラス越しに見てエスカレーターを降りたらすぐホーム。 
待合室から乗車までわずか1分ぐらい。 

  


 おぉ、 便利だわ ~ ~ 。




もともと駅が苦手なわたし、日本もこういう駅があれば良いのに。




列車の中。 トランプしたり、しゃべったり、何か食べたり(中国人はいつも何かしら食べてます ) 和気藹々。 でもここ数年で変わったのは絶えず携帯 をいじっている人たちがいること。 真ん中といちばん右の女性2人はずーっと携帯を離さなかった。 左の女性( 窓際に座る父子とファミリーなんだけど ) は2つの携帯でひたすらメールしてたよ。





で、ママが携帯に夢中の傍らで、窓際の父子は2人でイヤホンを片方ずつつけて、景色を見ながらずーっと仲良くおしゃべり。




微笑ましくて良かった♪ でも日本ではこういう風景あまり見ないなぁ。 
とくにこのぐらいの年頃の女の子がこうしている姿はあまり記憶にないなぁ。


ほのぼの気分で杭州旅行のはじまりです~


素晴らしき留学ネットワーク!

2006年08月07日 | 上海 お気に入り


みなさま、こんばんは。  たらです♪



さっき1人気ままにしているところに ( 今日もオットは出張中なので ) 電話が

出ると留学中の仲間の1人、今は大連で働いているNくんから。


で、 「 たらちゃん! 広西台 ( 広西テレビ局 ) 見てみてっ ! オバラが映ってるんですーっ!! 」

と興奮した声が( オバラとはケニアから来ていた留学生 )。 


電話を切って、急いで 広西台 にチャンネルを合わせてみると  おおっ!! 確かにオバラだ !! 

ガイド役として ケニアの町や暮らしぶりを流暢な丁寧な中国語で説明している!!



といっても、わたしが留学したときには彼はすでに帰国していて、わたしは残念ながら彼と会ったことはありませぬ。 でも、わたしより早い時期にから留学していたオットは彼ととても仲良くしていたので、彼と撮った写真がいっぱいあるし、「 すごく穏やかで優しい いいやつ♪ 」 といういろんな話も先輩たちから聞いてたからふつーに顔を思い浮かべることが出来ちゃう。



だからひと目見て、すぐ分かった。 おおーこういう声してたのねー。 標準 ( びゃおじゅん = 正確な )な中国語だなー。 という感想はお初だったけど。


出張中のオットにも急いで連絡したら、ホテルに戻るタクシーの中 =。

で、10分くらいしてホテルに戻ったオットから電話が。 

「 番組終わっちゃったようだね・・・。 オバラの声、聞きたかったなぁ。 相変わらずゆったりした口調だった? 」  と残念そう。。。



そうだよね。 ホントいつ会えるか分からない友達だもんね。。。



でもすごいよね、10年以上経っても機能しているこの留学ネットワーク。

つい先日もこのNくんから 「 たらちゃん、Kちゃんの連絡先しってる? 実はワサメが今、ニュージーランドにいてね、Jちゃん経由で連絡先を聞かれたんだけど。」 という電話があったばっかりだった。

当時はまだ日本人留学生もそれほど多くなくて、どの国の子もみんな顔見知りだったから、同じ大学というだけでけっこう今でもつながってるのだ。 なんか嬉しいね。




 


上海にも やっと ♪

2006年08月02日 | 上海 お買いもの


みなさま、こんばんは。  たらです♪


もともと食器好きな わたくし 。  

日本にいたころは 旅行先にはかならず “ 器の里めぐり ” を組み込んで多治見や有田、九谷、萩、益子などなどに行ったり、ふだんは作家さんの器を扱うお店を訪ねたり、週末は信楽( 日帰り圏内に住んでいたので )の作家さんの窯元によーく通ってました。
なのになのにこちらに来るのには色んな制限があって持ってこれたのはほんの1割程度・・・

お料理してても 「 あの器があったらなぁ。」 と思うこともたびたびでちょっと寂しかったのだけど・・・

最近、作家さんの器やさんを相次いで発見!! 外国人向けのお土産専門店とか国営とかではない作家ものを扱うお店が出来てきたというのは生活が豊かになってきた証ですな。


1軒は 福州路にある 『 blue Shanghai white 』


中山東一路を入ってすぐ。 3軒並んだいちばん左のお店。 右のお店はあの蘇州刺繍スリッパのお店。



  

シンプルでやさしいデザインの器たちが並ぶ店内。 蓋碗もあります♪ 


お土産するのも 「 中国チックすぎるのはちょっと・・・」 というときにはオススメかと思われ。