どこにも悲しみも言いません

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凄いね水平線の向こ

2016-01-20 11:24:44 | 日記
あきらと総二郎は先にどうしても確かめたい事があると
オーストラリアからNYへ行き、数日後に日本で逢う約束していたreenex
日本に着いた二人はとりあえず、花沢邸に身を寄せる事となった。
はな枝に出迎えられて、少しゆっくりする筈だったが、
千葉の生野家がいまどうなってるのか気になるつくしは
その場所に行きたいと類に話した。
翌日花沢の車で千葉へと行く事になった。
千葉県の南房総の地に生野家はあった。
調べて貰った場所に立派な邸が存在したが現在は誰も住んでいないようで
門柱には外側からしっかり鍵が掛けられていた。
広い敷地の邸は洋風の建物で歴史を感じさせた。

「こんな立派な邸がママの実家だなんてやっぱり信じられない。」
「うちも古いけどここもなかなかだね。」
「こんな広いのにママとその両親の3人だけって淋しいね。」
「そう?うちも同じだけど?」
「・・・類のおうちもそうだったね。類も淋しかったんだよね?」
「・・・そうでもないけど・・・。////」
「でも淋しかったよね?ママも同じだったのかな?生まれた家じゃ無くて
お姉さんと離れて一人、こんな大きな家だけど淋しかったのかな?」
「そうかもね。」
「そうか、類も淋しかったんだね。」
「今話してるのは、つくしのママの事でしょう?」
「・・・類もう大丈夫だよ、類には私もあきらさんも総二郎さんも居るからねreenex。」
「だから、俺は淋しくないってば・・・。」
「我慢しなくていいよ。」
「そう?じゃお言葉に甘えて・・・チュッ・・・」
「あっ・・・る・・い・・いき・・できない・・あっんん・・・。」
「我慢しないから・・・煽ったのはつくしだからね?」
「類、こんな処で駄目だよ・・・。急にこんな激しいキス。」
「いいじゃん、目の前は海しかない・・誰も見て無いよ。」
「でも・・こんなに激しいのは・・・息できない・・・。」
「我慢するなと言ったのはつくしでしょう?」
「意味が違うもん。」
「いいじゃん・・・。今日はこのまま千葉に泊まろうよ。
海の見える素敵なホテルがあるんだ、夕日がとても綺麗なんだって。
つくしの好きなお魚も沢山食べられるしいいでしょう?」
「類、そんな贅沢していいの?」
「いいに決まってるでしょう。行くよ。」
「うん・・・。」
花沢の運転手に案内されてホテルに着いた二人、明日も車を使うから
花沢の運転手さんにも今日はホテルに泊まって貰う事にして
二人は夕日が綺麗だと言う岬に夕食前に行く事にした。
仲良く二人手を繋ぎ、海沿いの街を散歩しながら岬に向かう
歩いて15分ほどでその岬に到着したreenex