sbi様記事抜粋<LLY849.99$【肥満治療薬市場が巨大に】
・新型の糖尿病治療薬、肥満治療薬として需要が拡大している「GLP-1受容体作動薬」は2030年に1,000億ドル(約15兆円)の市場になるとの予想があり、同社はデンマークのノボノルディスクとともに市場を2分すると期待されています。期待されている肥満治療薬「ゼプバウンド」は23年11月8日にFDAから承認が下りました。ノボノルディスクの肥満治療薬「ウゴービ」は既に2022年に投入されていますが、臨床試験のときの平均体重の減少は、「ウゴービ」が約15%、「ゼプバウンド」が約21%でした。
・1-3月期の売上はマンジャロ、ゼップバウンド、ベージニオ、ジャディアンスなどが牽引、前年同期比26%増、EPSは同59%増と好調です。同社の糖尿病治療薬「マンジャロ」と肥満治療薬「ゼップバウンド」(両薬とも物質名は「チルセパチド」で同じものです)は需要が供給を上回って市場では品薄の状態が続いています。生産設備の能力が売上の制約要因になっていますが、設備増強の目途が立ったことで2024年12月期の売上ガイダンスを424~436億ドルへ、従来から20億ドルひきあげました。
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