珈琲喫茶 Four Seasons

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とある日常の現実物語(ノンフィクション) 1

2010-12-25 20:29:20 | 日記
プロローグ


僕はかつてこんなにも、創作意欲に駆られた事が有っただろうか?
いや、創作じゃない。ただ、実際の人物、団体、事件などと一切関係の「ある」話し、ノンフィクションを綴ろうとしているに過ぎない。

僕は単なる語り部だ。

どちらにしろ、こんなに切実に文章を書きたいと思ったのは初めての事かも知れない。
それは単にタイミングの問題とか、興が乗ってとかそういう問題でなく、インパクトがあった。それだけの事。
インパクトがあったから、僕は今、キーボードをタイプしている。
ああ、そういう意味では文章を書きたいのではなく、書かされているのだろう。
全ては、僕らが「ヤツ」にあったその時から、決まっていた事なのだ。
高く、重く、険しくそびえ立って、恐らく多くの人間を絶望へと追いやったであろう…「ヤツ」に。

語り部がエンディングから語るのはルール違反かもしれないが、この物語は結末から伝えておこう。
どうせ、僕の性格は三日坊主。もしかしたら、最後まで書ききらないかも知れないから。


バッドエンドならぬ、デットエンド。これが物語の結末だ。




 


先に登場人物の紹介をしておこうと思う。
まず、僕ことH。物語の語り部であり、最後まで僕の視点から物語りは進行していく。
次に、ミサことM。気のいい人だが、謎に包まれている人だ。うちの母曰く「未来の宇宙から来た超能力者」
そして、アッキーナことA。最近、体脂肪が少ないのを自慢してくる男だ。羨ましくなんかない。恨めしいだけだ。
最後に、ワッキーナことW。Wなのに裸M字開脚の良く似合う男。男の中の男。変態の中の変態だ。

いや、別に普段から皆そんな名前で呼ばれている訳ではないが、本名を出すわけにはいかないからな。
実際の事件、団体、人物と関係あるノンフィクションであっても、そこは流石にフィクションだ。

あと、他にもキャラが出てくるが、それは追々___。



前置きはこの程度で。では。スタート。



深い雪は、深い絶望を。強い風は、強い逆境を暗示する様な。そんな日だった。
勿論、僕らはその時点でそんな暗示に気付くべくもなく、スノーボードに励んでいた。
今シーズン中(といっても、まだトータルで3回位しかゲレンデに行っていないが)、最高のコンディションのゲレンデ。
積っていく雪は絶望どころが、喜びの象徴の様に思われた。

それぞれ思い思いに目標があり、それなりに手ごたえを掴んで帰路につく。

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