Nothing Upstairs

時事ネタ漫談,書評,映画評,その他あれこれ

釈放されてなお深まる「留置17号」の謎

2007年10月20日 | 時事
「東大和署留置17号」に有罪判決 警官殴打、4カ月完黙(産経新聞) - goo ニュース

 出た,留置17号だ(笑)。

 そっかぁ,遂に一言も発しないまま執行猶予判決かぁ。記事には釈放された彼が「報道陣の問い掛けに答えずに無言で歩き去った」とあるが,テレビのワイドショーでは,そのあと川べりにたたずんで時おり頭を抱えたりする彼の様子を追っていた。

 なんでも懐中無一文だそうなので,生きていくためにはどっかへ(歩いて)帰るなり,その辺で雇ってもらって働くなり,あるいは無銭飲食でもしてもう一回留置場に入るしかないんぢゃないかと思うんだが,そういう心配をするのはどうもオレだけらしい。いいのかそれで?

 そもそも執行猶予というが,いくらなんでも客観的に見て釈放されたあとどうやっても生活のたつきが立たないであろう人物を「ほい」と放り出していいもんなんか。頭を抱えてる姿を全国にさらして視聴率を取ったテレビ局はロケ弁くらいおごってやってもバチは当たるまい,違いますか?

 それにしてもなんで喋らないのかな。一応警察なんだから「喋らないのではなく喋れないのかも」ということは調べたんだと思うし,記憶喪失とかそういう可能性についてもちゃんとやってるんだとは思うんだけど……。

 逮捕されたときに乗っていた自転車も盗んだものではなかったらしいし(だったら公務執行妨害だけぢゃなくて窃盗でも起訴されてるはず),その気になれば本人が喋らなくてもなにかと身元を特定する方法はあると思う。まぁ凶悪犯罪というわけぢゃなし,警察はそんなに暇ぢゃないんだよと言われればそれまでだけどさ。

 やっぱりサラ・コナーを殺すため(救うため?)に未来からやってきたけどタイムトラベルのショックで……というのが妥当なオチか。


最新の画像もっと見る