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砂に埋もれた青沼シズマ(ただし出しているのは足ぢゃなくて手)

2007年03月27日 | 時事
ベランダに女性の変死体 浴槽の中、砂に埋もれ 市川(朝日新聞) - goo ニュース


なんだか「砂に埋もれた青沼シズマ」みたいな事件が起こってしまった。まぁおそらくは単なる痴情のもつれというヤツで,女性の爺様が残した莫大な資産とスコットランドの城の所有権がからんでいる,なぁんてことはなさそうだが。それにしても,こういう報道の紋切り型ってのにはいつもながら笑わされてしまうよな(深刻な事件なのにすいませんね)。

例えば「県警は殺人事件の疑いがあるとみて」ってとこ。どこの世界にベランダに浴槽持ち出してその中を砂で一杯にし,それに埋もれて手だけ出すなんて手の込んだ事故や自殺があるんだね? 誰がどう見たって「殺人事件の疑い」ではなくて「殺人事件」ではないですか。

次に「この知人男性が何らかの事情を知ってるものとみて」つうのも笑える。細かい経緯はつまびらかでないが,だいたいそんぢゃなんで警察は行方の知れない英国人女性の家(ないのか?)ではなく,「その知人という20代男性が住む現場マンション」に捜しに行ったんだね?

しかも部屋の主である男性が不在にも関わらずどやどや(いや,粛々とかもしれませんけど)と押し入り,ベランダまで到達して死体を発見している。そうまでしたからにはこの男性に「何らかの事情を知っている」以上の疑惑がもたれていなきゃ変でしょうが。

それともなにか。この記事は……朝日新聞か。朝日の記者は「自分と交際している女性の行方が分からなくなり,自分が『何らかの事情を知っている』と警察が判断したのなら,自分の留守中に家に上がり込まれてベランダの浴槽(置くなよ)の中まで覗き込まれてもむべなるかな」という意見の持ち主なのかしら(笑)。

とまぁ,ちょっと新聞記事で遊んでみましたが一日も早い事件解決を願ってます>犯人以外の関係者各位。



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