「妹尾武 Acoustic Piano Night 東京クリスマス 2005」

素敵なひと時でした。
教会という会場で、スタインウェイのピアノから発せられる伸びのあるきらびやかな音色が、よく似合ってました。

まずはセットリストをご紹介。

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妹尾武 Acoustic Piano Night
東京クリスマス 2005

2005年12月22日　キリスト品川教会　グローリア・チャペル

1　君の未来、僕の想い
2　材木座海岸
3　Ribon in the Sky
4　Deep River
5　Seven Samurai
6　琥珀の道
7　White Christmas
8　冬物語
9　ひこうき雲
10　即興1
11　即興2
12　蒼茫
13　サンタクロウスの空
14　Have Yourself A Merry Little Christmas
15　River of Dreams
16　初恋
17　いま、会いにゆきます

en.1　永遠に
en.2　星霜

※4-6　藤原道山氏とのセッション
※12-17　杉田せつこ ストリングス・カルテットとのセッション（12はチェロのみ）
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注目はやはり10,11の即興でしょうか。
「妹尾ちゃんと作ろう」というコーナーで、入場の際に渡された用紙に希望のフレーズと希望する曲調(「わくわく明るい感じに」とか「しっとりした感じで」とか）を書いて、第一部と第二部との休憩時間に回収してもらいます。
そのリクエスト中から抽選で２名分、妹尾さんが即興でそのフレーズを使った曲を演奏するというもの。当選者は後でその演奏をＣＤに収録して贈ってもらえるのだとか。
これが、即興とは思えないくらい素敵な曲に仕上がるんですよ。
マジでびっくりしました。

あとは個人的には、ドラマ「いま、会いにゆきます」関連で、12：蒼茫と、15-17の「いま、会い」メドレー。
これはマジで鳥肌立ちました！
生演奏ですもん！もうどっぷり！（笑）

アンコールの「永遠に」は、ご存知ゴスペラーズの代表曲ですが、妹尾さんのライブでは定番らしく会場の観客の合唱とのセッションでした。
女性客が７割強という感じだったので、女性らしい高めの声がちょっと聖歌隊チックで素敵でした♪

ゲスト参加された藤原道山さん、杉田せつ子ストリングス・カルテットもとてもいい演奏でしたね。
特に杉田せつ子さんのバイオリンは、なんていうか、いろいろな情景を連想させる素晴らしい演奏でした。
実際に見るまでもっと年配の方を想像してたんだけど、若くてとても美しい方でした。

そんなこんなで素敵なクリスマスを演出してくれたこのコンサートですが、楽器のみのアコースティック・コンサートなので２時間かからずに終わるだろうという私の甘い読みを裏切り、たっぷり２時間半以上かかったので、コンサート終了の余韻に浸る間もなく、仙台までの終電に向けて駅までダッシュしたのでした。(^-^;;
（次回からは宿を確保していかないとね。）

妹尾さんの名前を知らなくても、多くの人が「聴いたことある」という作品がいくつかあると思います。
興味をもたれた方は、機会を見て妹尾さんのコンサートに行かれてみてはどうでしょう。


最後に妹尾さんの曲が試聴できるサイトをご紹介♪

　・アルバム「蒼茫」特設サイト（比較的長時間の試聴が可能です。）　
　・HMV Search：妹尾武