夢破れても

アメリカ大統領選、決着しましたね。
ドタバタしてたので記事にするのが遅れましたが、少し触れておこうと思います。

大統領選の決戦日は、職場でも皆気にかけていて、昼休みとかみんなで情報共有しあっていました。
なんだかんだで、アメリカ大統領の影響って、日本で生活する我々にとっても、無視できない大きさがありますもんね。

結果は皆さんご存知の通り、トランプ氏の勝利となりました。
今後の影響に不安がないといえば嘘になりますが、我々一サラリーマンは、与えられた環境や条件の中で、できることをやっていくしかありません。
そういう意味では、まだあまり大統領選の結果についての実感はないというのが正直なところです。

今回、個人的には選挙の結果より、敗戦したヒラリー・クリントン氏のスピーチが印象に残りました。

敗戦のクリントン氏が最後に語った最もパワフルな言葉　「若い人に聞いて欲しい」（BuzzFeeD）

彼女の戦いを見てきただけに、その言葉の一つ一つに重さを感じました。
アメリカ国民一人ひとりへ民主主義への参加を続けることを求めることで、より良い未来への道を説き、人種・性別・老若・心身の自由不自由の分け隔てなくすべての人へ生きるエールを送っています。
他の人が同じ言葉を発しても、キレイごとにしか聞こえないでしょう。
しかし、前回も含めて２度の大統領選挙に全力で挑み、夢破れた彼女がいま発する言葉だからこそ、心に刺さる言葉になるような気がします。

いろいろ言われてきたクリントン氏ですが、人間にはいろいろな側面があります。
良い面も悪い面も、もちろんあるのでしょう。
それでもやはりアメリカ大統領を目指すような方は、ひとかどの人物なのだなと改めて認識したスピーチでした。
偉そうに聞こえてしまうかもしれないけど、全力で戦った氏に、労いの拍手を送りたいと思います。