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「ルポ 虐待 ―大阪二児置き去り死事件」ちくま新書 2013・9・10
11月は虐待防止月間。子どもの虐待の事件は後を絶たないが、その中でもセンセーショナルにマスコミを騒がせたこの事件は、どこか心に引っかかっていた。
この母親の背景にはテレビなどでは報道されないことがたくさんあるのだろうと思っていた
風俗などで働き、複数の男性との関係もあり、ブログでは、子どものかわいさを強調していたというが、わかれた夫のことやその家族、そして自身の家族のことなどはあまり報道されなかった。報道されたのは父親が有名なラグビー名門校の監督であることぐらい。もちろんプライバシーの問題もあり、単に私が知らなかっただけかもしれないが、なんだか片手落ちの、彼女だけが責められる感が否めなかった。
裁判もまた異例で、こうした事件では、かなり重い懲役30年の刑が確定した。殺意があったと認定されたからである。
本の中では、この母親の成育歴、結婚、離婚などが明らかにされる。
その中で、明らかなのは、彼女自身にこどものころから、多くの傷つき体験があること、10代で性被害を受けていること、さらにその傷をサポートしてくれる家族や人がいなくて、孤独だったということ。
その結果の、当時大学生だった男性との結婚、出産、離婚。
さらにその後が問題だ。ほとんど、肉親にも頼れず、社会的なサポートも受けられず、重さに耐えられずに、この悲劇が生まれた。
子どもたちがどこかにつながることができたら、少なくても命を失うことはなかったろうと思うと、私たちの仕事の重要さを今更ながら思う。
朝日新聞でも記事が掲載されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/6b/60057336244fc1ecc44a346f5af2b157.jpg)
10月2日からはじまった、ボランティア養成講座、6日は3人の外部講師を迎え、中身の濃い充実したプログラムでした。
「DVとPTSD」というテーマでは臨床心理士の林久美子さん
「DV被害を受けた子どもへの支援」は児童養護施設三光塾のソーシャルワーカー 鈴木陽子さん
「DVとこどもへの影響」は、兵庫教育大学大学院の有薗博子さん
が講師となって、現場でのケースを例示しながらのお話でした。どの講座でも、実際の支援に役立つお話ばかりで、子どもの問題はこれから、もっと深く学んでいかなければならないことだと改めて思いました。
次回は11月20日です
「DVとPTSD」というテーマでは臨床心理士の林久美子さん
「DV被害を受けた子どもへの支援」は児童養護施設三光塾のソーシャルワーカー 鈴木陽子さん
「DVとこどもへの影響」は、兵庫教育大学大学院の有薗博子さん
が講師となって、現場でのケースを例示しながらのお話でした。どの講座でも、実際の支援に役立つお話ばかりで、子どもの問題はこれから、もっと深く学んでいかなければならないことだと改めて思いました。
次回は11月20日です
いよいよきょうは、オープンパーティの日。じつはもう10月15日から、ぼちぼち始めているのですが、
いろいろな活動が始まっています。
夕方の小学生学習会には、母子家庭の小学3年~6年の子どもたち対
象に、大学生のボランティアのお兄さんお姉さんが、担当してくれています。
今日のオープニングにも、子どもたち担当として、鉄人前で、遊んでくれます。
そのほか、バルーンアートの方も来てくださいます。
ウィメンズネットフレンズショップでは、たくさんの手作り品が並びます。
お時間あればどうぞのぞいてくださいね。