今日、インドネシアから曽我ひとみさんのご一家が帰ってこられるという。本当によかった。
ひとみさん、ジェンキンスさんともに複雑な事情を背負っていて、曽我さんに「わたしの人生、なんてややこしいんでしょう」と言わしめた。
本当に時代に翻弄された半生だったと思う。
しかし、ご夫妻はすでにご自分というものを確立しておられる大人であり、これからいろいろな問題があったとしても、十分に受け止めて立派に切り抜けて . . . 本文を読む
チャンバラごっこ、水遊び、内側から突き上げる何かの爆発的衝動,そして重力秩序からの脱出、、、そんな他愛ない少年の日の夢。
少年の夢の中だけに存在したそんな光景が目の前に現実の手触りを持って展開されていて、自分もそのめくるめく色彩と大音響と弾丸代わりに飛んでくる水しぶきの中にいる。
日本武道館でおこなわれた山本寛斎の「アボルタージュー接舷攻撃」はまさにそんな壮大な遊び空間を、楽しませてくれた。
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今日は熱中症で3人亡くなった、と新聞が報じている。
熊谷市で37・3度を記録した昨日は死者4人、一昨日は何人だったか、とにかくこのところの異常な暑さで、毎日熱中症の死者が出ている。
「熱中症」という文字を見ると、条件反射のように心臓が絞られるような気分になり、息苦しくなる。
我が家のパグ犬「メイちゃん」が、熱中症で死んだのは3年前だった。
普段は忘れているのに,熱中症という言葉や文字に触れると . . . 本文を読む
腰抜けだからどうだと言うのか。
腕力の強いやつに「腰抜け」といわれるのが怖くて、無理して強いふりをするより、自分の腰抜けぶりを認め、そのうえで「腕力はないけど,野菜を作ったり,病気を治したりはできるよ」と腕力とは別の自分らしさで誰かのためになることはできるはずだ。
米英のイラク戦争に、何かいいところを見せたいという強迫観念に囚われた日本人(あるいは日本人の一部の人)は、「人道支援」という名目をひ . . . 本文を読む
年金改革だなんて大騒ぎしているが,10年も15年も前から見直しという言い方で繰り返されてきたことだ。
5年ごとの見直しというやつだ。
見直されたのは、ほとんど年金支給開始年齢の先送り(引き伸ばし)である。
55歳からもらえるはずだったのが,60歳になり,60でやれやれやっともらえると思ったら,その次の見直しでは65歳になった。
この先まだ,70歳あたりまで引き伸ばすという話まで聞こえてくる。
次 . . . 本文を読む