シンクロニシテイ馬の骨

どこの馬の骨とも知れない男にも言わずにおけないことがあるのです

どさくさに紛れて・・・

2006-10-22 12:12:49 | Weblog

ミサイル発射で国際社会の反応をうかがって、大したことないや、それじゃと出来損ないの核実験をやらかした北朝鮮のジョン君。
まるで、駄々をこねる悪がきだね。問題外の小物だ。みんな分かっていることだ。


ところがところが、この事態のどさくさに紛れて「日本も対抗して核兵器を持つかどうか。作るべきかどうか」を議論するべきだと声高に叫ぶノータリンが二人出てきた。しかも政府と与党患部・・いや幹部に。
何を考えているのやら。

今の世界で核を持ったからって、国の安全を守れるなんてことあるわけないだろう。どうせ使えやしないのだから。
なに、抑止力になる?
そりゃー逆じゃないの。

今の北朝鮮を見たら分かるだろう。
出来損ないの核実験をやっただけで、世界中から袋叩きにあっているじゃないの。

日本が核兵器を開発する気になれば、今の科学技術力からしていともたやすいだろう。
間違いなくかなりの水準の核兵器ができる。
その結果、北朝鮮の何倍もの激しいバッシングを受け、国際的に孤立せざるをいなくなるだろう。
第2次大戦後これまで営々と築いてきた「平和国家日本」という信頼感は、その一事で一瞬に失われるに違いない。
今北朝鮮が受けようとしている制裁の何倍もの制裁を課される立場になるだろう。
日本を北朝鮮化したいというのか?。
どうなのよ、中川、麻生さん。

条件反射的にお子様並みの(お子様の皆さんごめんなさい)バカなことを叫んでいる二人の政治家は、私たち日本人をそんな危うい立場に追いやろうとしていることに全く気付いていないらしい。


安倍総理、この二人を早く何とかしてよ。
はっきり言って迷惑です。
私たちは世界中に友人もいるし、仕事仲間もいる。いろいろお陰も被っている。
同じ人間なんだから話し合えば、お互いの違いは認め合った上で何とかこの地球という狭い星の上で、同じ時代を生きていくことが出来るはずだろう。


まだ若いころ私はある人に諭された。何か言われるとすぐ単純に反応してしまう私にその人はこう言った。
「Aさん(私のこと)、相手がどんなひどいことを言ったりしたりしたからといって、自分までその低レベルな相手のところまで降りていって遣り合うことはないんじゃないの。自分のやるべきことを淡々とやっていれば、いつか自然に人は分かってくれるよ」
「自分を低いレベルに合わせて遣り合うことはない」と言われたのだ。

家庭の事情で中学校しか出ていないという、いまは故人となってしまったそのNさんに言われたその一言は、今もそれを言われたときの状況とともにくっきりと私の中に生きていて、ときに応じて私のバカさ加減を諭し、暴走にブレーキをかけてくれるのである。

今回の二人の政治家の発言を聞いて、まず頭に浮かんだのはNさんのその言葉だった。
Nさんがもし生きていたら、二人の政治家をNさんの前に引きずり出してやりたいな。

政治家さんたちよ、頼むぜ。俺たち、、いや私たち日本人のこれからが懸っているのだから。

久しぶりの、、、馬の骨



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