ウインキーは04年6月17日の火曜日に、手術をしました。
抜けやすい左ヒザの関節を治すため、1月に手術をしており、
そのとき、骨を固定するために左足の骨に金属のピンを
刺しました。
その後、5か月たって、左ヒザがすっかり良くなったので、
もう、ピンを残しておく必要もなくなりました。
そこで、そのピンを抜く手術を受けたのです。
もちろん、お医者さんは、ベルジェ動物病院の堀川先生です。
今回は、骨に刺したピンを抜くだけの手術なので、ややこ
しい話ではなく、短い時間で終わるはずでした。
しかし、堀川先生の解説では、
「左足を開いてみたところ、刺したピンの上に新しい骨が
すでに出来はじめていて、その骨を削らなければピンが
抜けない状態になっていました」
ということです。
当初の見込みでは、1月の手術の後、半年ぐらいなら
簡単にピンが抜けるということだったのですが、ウインキーは
骨が出来るのが予想以上に早く、ピンを、骨が覆ってし
まっていたというわけです。
そのため、時間のかかる手術となりました。
そうはいっても、ピンを抜くだけですから、日帰りで家に帰って
きたのですが、堀先生の話では、
「骨を切ったから、少し痛いと思います」
ということでした。
さて、解説はそのぐらいにして、早速、写真を見ていただきま
しょう。
まずは、手術をして家に帰ってきたウインキーの全身をみて
ください。
左足の紫のカバーをしてあるのが、手術をした場所です。
左ヒザが動かないよう、カバーで固定してあります。
ウインキーの顔をみてください。
なんだか、痛そうな顔をしているでしょう。
別の角度からもどうぞ。
「痛いよー」という顔をしています。
ウインキーママのヒザに抱っこしてみます。
緑色のカバーが見えますが、これは、右手に、点滴用の
コードを取り付けてあり、それがはずれないよう、カバーを
巻いているのです。
私もちょうど2年前、左足の足首を折り、入院して手術を
受けましたが、やはり、手首に点滴用のコードをつけていま
した。
同じ哺乳類ですから、もう、人間と同じです。
もう一枚、見てください。
ウインキーが、手術した部分をなめてしまうといけないので、
ピンクのえり、エリザベス・カラーをはめています。
顔を、少し、アップにしましょう。
ウインキーは、いつも元気なのですが、さすがに、元気が
ありません。
痛いのでしょう。
半分、目をつぶっています。
いかにも、痛そうな顔をしています。
なんとなく、ぐたっとしています。
骨を切ったら、やはり、痛い。
私も、2年前の自分の手術のことを思い出しました。
手術をした日は、夜、痛くて眠れませんでした。
ウインキーも、この日は、夜もずっと、「ウー」という声を出していました。
がんばれ、ウインキー。
(続く)