どうも。
あっちのブログにも こっちのブログにも
顔を出すウジャータです!
紀北地区が担当なので、
いつも紀ノ川沿いを行ったりきたりの私。
たまには名所の写真でも撮影してみようかなと思い、
シャッターを切ってみました
これが、妹(いも)の山、
・
そしてこれが、背(せ)の山
。
2つの山が、紀ノ川を挟んで向かい合っています。
。
妹の山、背の山は、『万葉集』にも歌われている山で、
「妹」は当時の男性が女性を呼ぶ言葉、今でいう「おまえ」
「背」は女性が男性を呼ぶ言葉で、今でいう「あなた」
後(おく)れ居て恋ひつつあらずは紀の国の妹背の山にあらましものを
万葉集巻第四 笠金村
〈あとに残って恋しく思うなら、紀の国の妹背の山のように向かい合っていたい〉
※私の解釈なので文法的に正しいかどうか知りません
万葉人は妹背の山に、
慕い合う男女のロマンを感じていたんですね
さて、なぜこの山に惹かれて撮影したのかというと、
それは最近、
「歌っていいなあ」と思っているからです。
では、なぜ「歌っていいなあ」と思っているのかというと、
それは最近、
短歌をたくさん散りばめた自費出版本(自伝)を
制作中だからです。
万葉の昔から、日本人は思いを伝えるために
たくさんの歌を作ってきました。
そしてそんな思いのたくさんこもった本を作るお手伝いをする、
それも私たちの仕事のひとつです。
みなさんの思いを「カタチにする」お手伝いを、
少しでもさせていただければと思っています