全国で200万にはいるといわれている「鈴木さん」の発祥の地が、
実は和歌山県にある(!)ということをご存知ですか?
今回ご紹介させていただくのは、そんな鈴木さんのルーツが書かれた本です。
自費出版
『紀州藤白 鈴木屋敷ものがたり』
紀州藤白鈴木屋敷を育てる会 発行
本の寸法 : A5判
ページ 数 : 76頁
製本方法 : 無線綴じ
全国的にも有数の多い名字であると
される「鈴木さん」。その発祥の地が
和歌山県海南市の藤白です。
熊野古道沿いの藤白神社に隣接する土地に、
鈴木姓の始祖 藤白鈴木氏が住んでいた
「鈴木屋敷」があります。
平安の時代に熊野を出て、
この藤白の地に移り住み、
122代も続いて暮らしていました。
かつては、熊野信仰を全国に広めるための
活動拠点とされていたところですが、現在はかなり老朽化がすすんでいます。
その鈴木屋敷を保存・復元し、後世に伝えていこうという活動の一環として、
この『鈴木屋敷ものがたり』は制作されました。
全国に200万人はいるといわれる鈴木さんの
ルーツや歴史がわかりやすくまとめられています。
地域の貴重な文化遺産を観光資源として再生し、地域の活性化につなげるため、
この本を読んで鈴木屋敷に関心を持ってもらいたいという思いが込められています。
また、海南市では「第7回全国鈴木サミット&鈴木フォーラム」が
来週の5/21・22の両日に開催されます。
21日のサミットは、
パネルディスカッションや鈴木家に関する資料展示。
22日のフォーラムは、
自動車メーカー「スズキ」の会長兼社長である鈴木修氏による基調講演が行なわれます。
烏兎-うと-