先日、自費出版について、読売テレビから電話取材を受けました。
関西・中京エリアで日曜のお昼11:40から放送されている
「上沼・高田のクギズケ!」という番組です。
弊社を含めて数社に取材しているそうです。
電話をかけてこられたディレクターさんは、
自費出版は、地位の高い人がするもの。
最低でも100万~200万円くらいのお金がかかるものというイメージをもっていたようです。
(世間の人々がもっている一般的なイメージかも知れません)
弊社の場合は……。
自費出版されるお客様は、中高年以上の方(特に60代・70代)が多い。
自分史は、男性がメイン。句集・歌集・詩集や画集・絵本になると女性の割合が増えてきます。
職業は、会社経営者・教員・サラリーマン・主婦とさまざまです。
自費出版は、
・敷居の低いものである。やろうと思えば「誰にでもできること」です。
良心的な印刷会社・出版社であれば、予算や希望にあわせた仕様で相談にのってくれます。
・自費出版本は売るものではなく、近しい人に頒布することに適している。
プロの書いた本でも、なかなか売れない時代です。内容がいくら良くても売れることは期待できません。
などをお話しし、固定観念を払拭していただきました。
7/6放送の番組の中では、
出演者の藤谷英志さん(講談社エディター)が、
自費出版をおすすめする設定でした。
僕は、長寿番組を終えたタモリさんに「定年後うつ病」の予防方法のひとつとして、「自分史を作って本にする」ことおすすめしたいんです。団塊の世代以降に人気があるんですよ。
やっぱり50代以降の男性に人気で、会社経営をされていた方とか教員をされていた方とかは、文章を書くのが割りとお好きだと。
こういう自分史を作る出版社や印刷会社って、結構あってですね、
200ページで100冊ぐらいを大体30万から40万ぐらいから本を作ってくれるんです。
昔の知り合いに会って自分のことをインタビューしてみるとか、
友人や家族と思い出を語り合うとか、
今までの自分の人生を振り返って、いろんなことを書く。
長い時間をかけてやれば、その間はすごく充実しているから、うつ病にならないんですよ。
自費出版をしてくれる業者さんはいっぱいあります。
「ベストセラーも夢ではない」などと、甘い言葉で著者を惑わす出版社よりも、
現状をきちんと伝えて、できるだけ良心的な価格での出版を提案する会社を選ぶをおすすめします。