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風のフリーランスプログラマ

あるフリーランスプログラマの独り言

どうにも腑に落ちない...

2005年04月05日 14時26分32秒 | フリーランス
プログラマは見かけによらないということで登場した同業者。

彼はWeb日記を書いていて、私も密かに読んでいたりするんですが、どうにも腑に落ちないんです。
密かに読んでるって、ちょっと後ろめたいようだけど、自分の営業サイトから堂々とリンクしてるんだから、誰が読んでもいいってことだよね。

日記には、クライアントから感謝されたということがたくさん書いてある。
「使いやすいシステムをありがとう」
「すばらしいシステムをありがとう」

安くて親切というようなことも書いてある。
「修正を頼まれて、聞いてない仕様だけど、サービスでやってあげた」
「頼まれてないけど、この方が便利と思って、機能をつけておいてあげた」

仕事の依頼がいっぱい来て困るようなことも書いてある。
「予定ぎっしりなのに、別の依頼が来た」
「他の人ではダメだから、是非、君に引き受けてもらいたいと言われ、断れなかった」


読んでると、すごく優秀でとても親切で、是非ともこの人に頼みたくなる。
あ、だから営業サイトからリンクしてるのか(今、納得)。

だけど、私が頼んだ仕事はバグがいっぱいあったよね?
それで、対応を頼んだら、忙しいからと断ったよね?
そういえば、私の頼んだ仕事のことは日記に書いてなかったね。

もしかして、私の頼み方が悪かったんだろうか?
それとも、嫌われていて手を抜かれたんだろうか?
報酬は悪くなかったはずだ。結果を考えれば高すぎるくらいだ。

どうにも腑に落ちない。

悪いプログラマにも五分の魂

2005年04月05日 13時43分45秒 | フリーランス
やっつけ仕事その1は検索処理の高速化だったのだが、印刷には手をつけなかった。

私って不親切?
私ってケチ?
私って...

でも、納品したメールには書いときました。

印刷の高速化も可能ですが、お急ぎとのことなので今回は見送りました。
必要でしたら、対応しますので言って下さい。


こうやって、情報を投げて責任転嫁。
やっぱり、私ってずるい?

請求金額はいくら?

2005年04月01日 18時44分24秒 | フリーランス
先月納品した仕事の検収がどうなっているかわからないのと、いくら請求していいのかわからないのとで、仲介担当者に電話しました。

この人もフリーランスのはずなんだけど、いろんな肩書きを持っていて、現在はどこかに常駐しているようです。
大手ソフトハウスは、フリーランスと直接契約はしてくれないので、間に下請け会社と仲介会社がはさまって私のところへ来てます。
つまり、私は曾孫請け。エンドユーザから見たら曾曾曾孫請けです。
で、仲介担当者は仲介会社の取締役の肩書きがあって、下請け会社と交渉してくれているわけです。

「あの仕事、終わって、何も言ってこないから、検収もOKだとは思うんだけど...」
「了解」
「で、請求書出したいんだけど、いくらだっけ?」
「いくらくらいになる?」
「最低△万円もらえれば、こっちはいいよ」
「じゃ、最低その線ということで、決まったら連絡する」
「お願いね」

ということで、連絡待ちとなりました。

今日は請求日

2005年04月01日 16時26分12秒 | フリーランス
仕事の依頼は来たけど、慌てなくてもよさそうなので、始めてません。

それより、今日は一日じゃないですか。前月分の請求書を出さないといけません。
先月納品した分の検収はどうなってるんだろう?
何も言ってこないのでOKだとは思うけど、一応、確認しないと...。

請求書、出すなら出すで、まとめて出したい。

プログラマとシステムエンジニア

2005年04月01日 12時11分43秒 | フリーランス
プログラマーとシステムエンジニア というブログ発見。

私はフリーランスプログラマを名乗ってますが、設計もするのでSE(システムエンジニア)でもあるわけです。
でも、フリーランスSEってありえない。
だって、設計だけじゃソフトは動かないもの。

なので、仕事を大きく分けると2種類です。
(1)自分で設計して自分で作る。
(2)他人の設計で一部を作る。

他人の設計で全部を作るって言うのはまずないですね。全部作れるくらいのボリュームなら設計も込みです。
で、両方に共通する仕事はプログラムを作ることなので、プログラマと名乗ってるわけです。
それに、自分で設計して自分で作る時は、要求されない限り、設計書をちゃんと書くなんてしないので、SEらしい仕事はあまりしてないとも言えます。

実は、昨年「設計のみ」という案件を受注しました。
例のお得意ソフトハウスからです。
開発はプログラマがいるので、設計を担当してくださいってことでした。
でも、設計が終わったら、作れる人がいなくて、結局、全部自分で作っちゃいました。
納期は決まってるのに、一人で作ったから無茶苦茶大変だったけど、おかげで、今のお得意ソフトハウスとの関係があるとも言えます。

先日もちょっと書きましたが、3つ目のパターンとして、「自分で設計して他人に作ってもらう」というのも考えられますが、これは、発注者側から見れば(1)と同じなんですね。

先月納品の仕事などは、他人の設計で一部を作る仕事でした。
こういうのは、通常、大きなプロジェクトなので、お金にはなります。
が、あまり楽しくはありません(苦笑)。

金さえあればなんでもできる?

2005年03月30日 10時17分00秒 | フリーランス
最近、なにかと物議をかもしてしているフレーズです。

堀江氏が、この言葉をどこでどのように言ったのかというニュースソースをついにみつけられなかったのですが、本人も否定していないようだし、たぶん、本当に言ったのでしょう。
信憑性の低い情報を発信するのもどうかと思うので、どなたか、知ってる人がいたら教えて下さい。

それはともかく、仕事をするという視点で見れば、これも一理あるように思います。
そもそも、この表現には「なんでも」の前に入るべき条件が抜けてます。
そこを補うことなく、本当に「なんでも」と屁理屈をこねるから、変なことになる。
堀江氏にしても、まさか、人の心や命まで買えるとは本気で思ってはいないでしょう。

話は戻って、フリーランスで仕事をしていると、お金さえあればやりたい仕事ははなんでもできる、と思うことはあります。

例えば、ソフトウェア業界でよく出てくるのは、ソフトのパッケージ化です。
でも、これってある程度のお金を注ぎ込まないと、絶対うまくいかないんですね。
特に、業務系アプリケーションの場合はそうです。
お金を注ぎ込めばうまく行くってものでもないんですが、リスクは少なく一攫千金というわけにはいきません。
私の前も、いくつパッケージ化の話が通り過ぎて行ったことか...。

それと、時々、一人では請けきれない大きな仕事の話が来ることがあります。
この時も、お金さえあれば何人かプログラマを頼んで請けられるかも...と思います。
そうなると、フリーランスプログラマじゃなくて、ソフトハウスになっちゃうんですけどね(笑)。

私の仕事は、自分の時間を使って利益を生み出しているだけですが、やっぱり資本が自分の時間だけというのは、限界があるわけですよ。
かといって会社の歯車に戻る気もないし、ソフトハウスをやる気もないんですが、自分の時間の他にお金もあれば、もっといろんな仕事をいろんなやり方でできるかも...とは思うわけです。

PHPは実は不慣れ

2005年03月26日 09時45分04秒 | フリーランス
今、PHPの仕事をしてますが、実はほとんど経験がないんですね。
開発環境が整ったのも、今年に入ってからだったりします。
発注者が仲間の一人で、
「こんなWebアプリが欲しいんだけど、予算があんまりないんだよね」
「勉強がてら、空いた時間でよければ、やろうか?」

と、こんな会話で請けた仕事です。
一応、基本的な部分は動くようにしたという段階で、これから、いろいろ機能を付け足して行こうということになってます。
このWebアプリは、もし、いいものができれば、その業界(かなりニッチ)では、かなりのニーズが見込めるから、そうしたら売り込もう...なんて楽しい話も出てます。

私の自己紹介欄で、経験言語を書いてますが、PHPは6番目です。
経験があると言っても、6番目はそんなものです。
4番目のPerlも、5番目のASPも、実は似たようなものだったりします。

プログラマの履歴書を見るときは、3番目以降の経験言語はそんなものだと思って間違いないんじゃないでしょうか。

それはともかく、不慣れなので時間がかかります。
こんなことをやりたい、となった時に、簡単に実現できる関数とかがあるのかないのかを知らないので、マニュアル見たり、ネットで検索したり...。あれば、すぐ見つかるわけですが、なかなか見つからないと時間ばかり過ぎて、どこで「ない」という結論を出すかが難しいところです。
でも、不慣れな言語は、こういう地道な作業を繰り返して習得していくんです。

よく、似たような処理をしているサンプルプログラムをチョコチョコっと書き替えて、「できた」と済ませてしまう人がいるんですが、趣味ならいいけど、仕事にして行こうと思ったら、それではダメだと思うんです。
サンプルプログラムがあるなら、なぜこういうコードになっているかを確認していく作業は必要です。そこから応用が利くようになっていくわけですから。

フリーランスによる価格破壊?

2005年03月23日 15時24分12秒 | フリーランス
SOHOコミュニティとでも言いますか、フリーランスで仕事をしていると、同じような人々が自然に集まります。
もちろん、ネット上でです。掲示板とかMLとか、ですね。
そして、こういうところで親しくなった人からの仕事というのも、たまにあります。

以前、そのルートで請けた仕事がありました。
仕事の依頼が重なって自分ではできないのだけど、断ると次がなくなるから請けたい。丸投げするから請けてくれないか。ということです。
その頃、私はあまり仕事がなくて暇だったので、引き受けることにしました。

日頃、お友達として親しくしていても、仕事というのは一緒にやってみないとわからないことがたくさんあります。
工数単価もその一つ。

安い!

見積り工数があって、工数単価があって、受注金額が決まるわけですが、その人の工数単価が安いので、私への発注はさらに安くなります。でもまぁ、見積り工数はあくまで見積りで、それより短時間で上げればいいかというのと、お友達のよしみと、暇だったのとで請けたわけです。

その時、その人に率直に聞きました。
「単価、安すぎない?」
すると、
「安くていいものを提供するから、お仕事がいただける」
と言うんですね。

確かに、フリーランスプログラマの場合、売上のほとんどが自分の人件費なので、いくらにしようが自由だし、安くして仕事を取るならそれはそれでいいのだけど、だったら下請けに出しちゃダメでしょ。
その人の言葉には、
「自分も安い金額でやっとお仕事をいただいているのだから、あなたもさらに安い金額でも仕事をもらえることに感謝しなくてはいけない」
みたいな意味が感じられて、ちょっと不愉快な気分でした。
おまけに、元請会社からの入金があるまで、私への支払もできないという話です。
ということは、なにかい?元請会社とトラブルが発生して入金がなかったら、私へも払えないってこと?
まぁ、そんなことにはならなかったけど...。

世間のプログラマのみなさんには、それぞれ生活があって、その技術に見合う報酬を受け取ってしかるべきだと思うわけで、それをフリーランスだからとむやみに安くするというのはいかがなものか。
それは、結局、業界全体の価格破壊につながって、自分の首を絞めることにはならないか。
そこまで、大袈裟に考えなくても、せめて、安くするのは自分のところ止まりにして欲しいな。
相手との関係維持のために無理して受注したいのだったら、リスクは自分で引き受けて、外注へ押し付けちゃいけません。

なんて、偉そうに書いてますが、不景気なご時世、実はこんな話はゴロゴロしてます。
私も、価格交渉の際、やむなく安く請けることはあります。
だけど、「仕事をやるから感謝しろ」的態度だと、断っちゃいますね。やだもん。

こっちにも仕事を選ぶ権利がある。
これも、フリーランスならでは...です。

ニッポン放送の看板女性アナが不快感?

2005年03月23日 10時12分03秒 | フリーランス
ニッポン放送の看板女性アナが不快感 - nikkansports.com > 芸能ニュース

ライブドアvsフジ問題は、やっぱりおもしろいですよね。
その中に、このように買収される側の社員の不満の声があるわけですが、それはちょっと違うだろうと思うわけです。
例えば、この方は「上にくるかもしれない人たちがラジオに対する愛情を持っていない」と決め付けてますが、正しくは、この人がそう思っているだけで、そんなことはわかりゃしません。
それに、今、上にいる人たちが愛情を持っているかどうかもわかりゃしません。

私も昔は大手ソフトハウスでサラリーマンをしていましたが、フリーランスになってみないとわからなかったことはたくさんあります。
まず、会社は自分たち社員のがんばりで成り立っていると信じていましたが、私一人辞めても何も変わりませんでした。
もちろん、社員ががんばることは大事です。しかし、社員のモチベーションを上げるのも経営者の仕事であることに、当時は気付かなかったというか、関心がなかったというか...ある意味、恵まれていたのかもしれません。

フリーランスになってみると、自分一人ではありますが経営をすることになります。そうすると、今までシステム開発だけしていればよかったのが、いろんなことを考えなくてはいけなくなって、嫌でも経営者の視点で物事を見るようになってきます。

堀江氏は、ニッポン放送の経営に意欲を持っているようですね。
たぶん、インターネットを土台にやりたいことがたくさんあって、それを実現するために既存メディアが必要だというのは真実なんでしょう。私はそう感じます。
今は、買収劇が中心で、株式市場向けの発言が多く、社員や視聴者(消費者)や顧客向けの発言は少ないので、今後、どう変わっていくのかはわかりませんが、一つの会社を買収して経営するということは、利益を上げなければいけないわけで、お金の話を前面に出すとハシタナイ感じがしますが、その中には、社員の意欲を大事にしたり、視聴者の支持を得たり、ということも当然含まれます。
これをしない経営者は、結局は会社をダメにしていくわけですから...。

つまり、トップがラジオに愛情を持っているかどうかは本当はどうでもよくて、有能な経営者であれば、社員を会社が進むべき方向へ自ら歩いていけるようにできるはずだということです。

なので、社員のみなさんも、新しいボスはNGと決め付けずに、まずは一緒にがんばってみたらいいんじゃないですか?
それでも、ダメだったら、闘うなり外へ出るなりしたらよろしい。

私などは、ラジオも聞くし(ニッポン放送じゃないけど)、テレビも見るけど、こうしてインターネットもしていて、今後の変化(進化)に大いに期待している一人だったりするのであります。

すぐに納品はしないのだ

2005年03月17日 17時14分47秒 | フリーランス
無茶な受注のプログラムはできたけれど、すぐに納品なんかしません。
今日の夜の遅い時間あたりに送ろうかと思ってます。
その前に催促が来たら、その1時間後くらいにしよう。
1週間の仕事を3日で上げて平気な顔をしていたら、次もまた無茶な要求が来ます。
優秀だと思われなくったっていいんです。
1週間の見積りは1週間かかるものなんだと思ってもらった方が、何かと都合がいいんです。
フリーランスの処世術です。

そんな無茶な...という受注

2005年03月14日 19時08分34秒 | フリーランス
見積りを出して、受注待ちの案件がありました。
既に納品したシステムの追加なので、工数は1週間程度でたいしたことはないのですが、突然、仲介のソフトハウスから連絡が来ました。
「今週中に納品してください」

ちょっと、他の仕事もあるし、そんなこと急に言われても...。

よくよく話を聞くと、クライアントのところへ行ったら、社長に、
「あれは、いつ納品だ」
と聞かれ、まだ受注していない...と言おうとしたら、どうやらクライアントの担当者が発注を忘れていたらしく、その担当者が、
「今週の金曜日に納品の予定です」
と言ってしまったとか...。
私は下請けなので、その社長のことは知らないですが、すごく怖いらしく、仲介ソフトハウスの営業も、その場の雰囲気に、
「まだ受注していない」
とは言えなかったそうです。それで、こっちにしわ寄せが来たわけか。

もちろん、とりあえずごねましたが、そこがフリーランスのつらいところです。結局、
「なんとか努力します」
と請けてしまいました。
来週納期の仕事が2つあるんだけどなぁ...ちょっと気合入れないとマズイかも。

それにしても、そのクライアントの担当者...自分のミスを業者に押し付けるなんてあんまりだ。
そういえば、以前、技術的なことで電話したことがあったけど、すごく高圧的だったな。
上に弱くて下に強いタイプなんだ。

ブログにチャレンジの理由

2005年03月10日 15時02分24秒 | フリーランス
タイトルの通り、私はフリーランスでプログラマをやっているわけですが、一人の職場ゆえ、仕事をしながら話したくなったことを話す相手がいません。
自分の営業サイトは持っているので、そこで、日記とか掲示板とかに書けばいいとも思うのですが、やっかいなことにこの「話したくなったこと」は、誰に知られてもいいことじゃない方が多いんですね。
クライアントの愚痴はクライアントに知られちゃまずいし、外注のダメ出しは外注先に知られちゃまずい。

そこで、ブログです。

もう一つの理由は、いまどき、IT業界の片隅にいて、流行のブログも知らないのではかっこ悪い。
こういうものは、やってみなくちゃわからない。

そこで、ブログです。

やっと設定を終えて、こうして最初の記事を書いてるわけですが、これは確かに手軽ですね。
このシステムを作った人たちがいるわけですが、けっこう大変だったろうなぁ。