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ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

日帰りコーチング・ツアー#3

2011-11-15 | Bs現場レポ2011 

11月12日土曜日、高知でのオリックス秋季キャンプの模様です。
今回は投手陣の練習を覗いてみました。




投内連携プレーのトレーニング。
ピッチャーゴロのノックを打つのは星野コーチ。






1アウト2塁とかの想定でランナーを目で牽制したりしながら
ファーストあるいはサードへ投げる練習。
イメージトレーニングの部分が多いみたいです。










グラウンドには2面のダイヤモンドが描かれており、
手前が主力選手、奥が若手とテスト生のペク投手ということで2組で練習。









んー。相変わらず古川投手は、どうもランナーへの対処が苦手なようです。
今年も2軍の試合で「打たれるのは仕方ないけどベースカバーはちゃんとしろ!」とファンから怒られてましたし。

この日もちと、ランナーの牽制とか、投げる順序に一番戸惑っていたようです。
ただ、野手陣の地獄の強化メニューに比べると和気藹々とした雰囲気でした。




この和の中に小林賢司がいましたね。だいぶん故障もよくなってきたのかな、と思うところで何より。
彼は、よく白い歯を見せて笑顔でプレーをしています。
でも、学生時代から腰痛、そしてプロ入り後も右肩脱臼と、選手生命を左右するような大ケガの連続で苦労をしてきました。
オリックス・小林賢司投手の今季の活躍に期待(守屋カイロプラクティック・オフィス)

その点、苦しい練習の間も無理矢理でも笑顔を作って自分を鼓舞してるのかもしれません。
あるいは、北川選手と同様、真顔でも笑っているような表情に見える顔なのかもしれません。

北川選手も阪神時代から「ヘラヘラすんな」と厳しい言葉が飛び、果てはファンから愛車を傷つけられたこともあったようです。
(近鉄の2001年の優勝を決めた代打逆転サヨナラ満塁ホームランを打った翌日のMBSラジオ「ありがとう浜村淳」で知った情報ですがw)

そういうことなので、ファンが選手に厳しいことを求めることは構わないのですが、
選手の顔でその内面を判断するのは全く確信を得ていないと思ってしまいます。



さて。球場からノッシノッシと歩いていくドン。
その先は・・・



室内ブルペンですね。



この日は山田とペク投手が入っていました。
面倒見るのは星野コーチと赤堀コーチ。

おそらくここで、ペク投手の入団が内定したんじゃないかな、と思います。






山田投手は去年の秋に発症した故障の影響で、今年1年は2軍でも登板数が減りました。
ただ、登板する限りはコントロールも安定していてストレート走っており、大きく崩れることは無かったわけです。
ですので、ここで体力をつけて、登板数をもっと伸ばして欲しいところですね。



ランチタイムも1人トレーニングに励む(赤川コーチにいじめられてる?)阿南。










午後からはランニングメニューやシャドーピッチング等の個別メニュー中心ですが、
多目的グラウンドでも、各選手グループ別に汗を流してました。



コバマサも少しコーチらしくなったか。




珍しい投手の打撃練習。
とはいっても、指導者は星野投手コーチですけど。



でも意外と学生時代の名残や、もともとプロ野球選手だけあって打撃センスも持ち合わせていますし、
結構楽しみながらティーバッティングやってました。


そういえば、比嘉投手もこの日見かけませんでしたね。
アマチュア時代も2度の手術をしており、今年もケガの影響でかなり不安定な内容でした。
それだけに、ケガには十分注意しながら続けてもらいたいものです。

そして、今日はD-katこと加藤大輔がオリックスから去ることになりました。
でも、加藤大輔もかつては野球選手としての生命を脅かすケガに悩まされました。
そこからの復帰で、2005年から4年連続で年間60試合以上の登板を果たし、
その4年目の2008年にセーブ王まで駆け上がった姿は見事でした。

4年連続60試合以上の登板は、今の現役では藤川球児と加藤大輔しか成しえていません。
それだけに、4年間だけでも限界まで投げきったことが良かったのかもしれませんし、
逆にあの4年間で選手生命を縮めてしまったのかもしれません。

しかし、不安定さがあるがゆえに試合終了までドキドキさせられたものですが、
思い返せば彼の野球も面白かったものです。(心臓ストッパーとかよく言ったもの)


彼の場合は、まだ現役続行を希望していますから、ここで振り返るのは変な話。
でも、田中ユウキがヤクルトで引退試合をしたように、どこか拾ってくれた球団が、彼の花道を作ってくれたらな、と思っています。

なんだか、キャンプレポートとは離れてしまいましたが、
比嘉も山田も小林賢司も、ケガに苦しみながらも一度は頂点に立つくらいの存在まで駆け上がれたらな、と思ってます。


まだ写真はいっぱいあるんで、続きはまた次回で。


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