平安時代も末になってまいりますと、かの空海上人が興した真言密教も円熟を極め、「護摩」と呼ばれる呪術的な儀式をしさえすれば、日照りであらば雨を降らし、洪水あらば水を堰き止め、不漁であらば魚を呼び、怪我や病気はたちまち治り、実らぬはずの恋は実り、受からぬはずの大学は合格し、血糖値は下がり、尿酸値も下がり、世の憂いは瞬時に解決するようになりました。
よって、米は毎年豊作、漁は毎回大漁、農林水産業の生産 . . . 本文を読む
コロンブスは黄金の国ジパングを目指し、サンタマリア号に乗り、いろいろな苦労を経て、ついにジパングにたどり着きました。
「やったー、ジパングに着いたぞ」
コロンブスは喜び勇んで、碇を下ろし、ジパングへ上陸、そこは文字通り黄金の国だったのです。
街中の家は柱から壁から屋根から何まで黄金でできており、庶民は金糸の着物を着、箸も茶碗も湯飲みも黄金、んでもって金箔まぶした黄金餅を食べるのです。
おまけに . . . 本文を読む
左:祖父江慎 中:佐藤可士和 右:タコ社長
世界中の人がみんな佐藤可士和なら原発事故など起こらんのに。。
というか、原発開発者は佐藤可士和を現場作業員として想定しているはずだ。
でも、往々にして、タコ社長とかおいちゃんとかミツオみたいのが大半なのよね。源公なら事態はかなり深刻だがありえない話では無い。
【源公】
柴又住民もしかりだが、
せめて祖父江慎を想定してくれれば。。
おっ . . . 本文を読む
夏場、アリはせくせく働き、キリギリスはひがな一日、唄を歌い道楽三昧。
冬場になるとキリギリスは道楽のつけがまわり、困窮しました。
一方アリは夏場にせっせとため込んだ食料で悠々自適に過ごしました。
キリギリスをあわれに思ったアリは食べ物を分け与えました。
「ありがとう。ぼくも心を入れ替え、一生懸命はたらきます。」
しかし、翌年もキリギリスは相変わらず唄に興じる毎日でいっこうに働きませんでした。
案 . . . 本文を読む
今日の東京地方は雨だった。それにしても2月にしては暖かすぎて、生ぬるくて、変な雨だった。
ところで僕はあまり傘を持ち歩かない。なぜかというと「濡れるのが好き」とかおセンチな理由では決してなくて、少々の小雨なら別に少々濡れてもどうってことないし、結構な大雨なら大抵の場合通り雨なので、少々待てば止むので待つ。
しかし、社会に出るとこのメンタリティは通用しない。特に雨が止むまで「待つ」っつうのが通用し . . . 本文を読む
子供の「いじめ」の問題について考えた。
僕は小4まで四国松山で過ごし、その後中3まで東京多摩地区で過ごし、その後松山に戻り高3まで過ごし、また武州多摩に戻り現在に至る。(ちなみに親は典型的な企業戦士で僕が高3の時からは福岡に単身赴任してった。)
多感な少年時代を都市郊外と田舎で過ごした僕の経験から言うと、多摩でも松山でもいじめは日常的に存在したが、内容が明らかに違ってた、と思う。
まず、多摩地 . . . 本文を読む