ちょっと久しぶりに時代物を読みました。
「末世炎上」(講談社/諸田玲子 著)
※新聞連載時のタイトルは「化生怨堕羅」
あらすじ:平安末期・・・内裏への付け火騒ぎのつづく退廃の世で、ひょんなことから意気投合した音近と風見は、二百年前の世と行き来をする少女、髪奈女にめぐり会ったことから、怨堕羅夜叉明王との壮絶な闘いに巻き込まれてゆきます。(以上作者のサイトより。)
壮絶・・・というほどでもなかったような。
新聞連載って盛り上げるのが大変なのではないでしょうか。
他の著書より説明的だったり、
描写が荒かったりするのが気になりました。
そこは加筆修正で、ふくらめてほしかったなぁ
物語の舞台としての平安は好きなので、
全体的には楽しめました。
登場人物もいかにもこの作者らしく、
やりとりが軽快で読みやすいと思います。
一時期、時代物の小説ばかり読んでいました。
時代物は時代物であるというだけで一種のファンタジーですね。
いまではそんなに時代物にばかり偏っていませんが。
上代~中古くらいの舞台が好きです。
(なので江戸ものはほとんど読んでません)
諸田玲子の初期の著作で、
「まやかし草紙」という作品が気に入っています。
内容はやはり平安もののミステリー。
買った日に夜通し読んで、
翌日眠くて学校(たぶん中学校)をサボって寝てました。
「末世炎上」(講談社/諸田玲子 著)
※新聞連載時のタイトルは「化生怨堕羅」
あらすじ:平安末期・・・内裏への付け火騒ぎのつづく退廃の世で、ひょんなことから意気投合した音近と風見は、二百年前の世と行き来をする少女、髪奈女にめぐり会ったことから、怨堕羅夜叉明王との壮絶な闘いに巻き込まれてゆきます。(以上作者のサイトより。)
壮絶・・・というほどでもなかったような。
新聞連載って盛り上げるのが大変なのではないでしょうか。
他の著書より説明的だったり、
描写が荒かったりするのが気になりました。
そこは加筆修正で、ふくらめてほしかったなぁ
物語の舞台としての平安は好きなので、
全体的には楽しめました。
登場人物もいかにもこの作者らしく、
やりとりが軽快で読みやすいと思います。
一時期、時代物の小説ばかり読んでいました。
時代物は時代物であるというだけで一種のファンタジーですね。
いまではそんなに時代物にばかり偏っていませんが。
上代~中古くらいの舞台が好きです。
(なので江戸ものはほとんど読んでません)
諸田玲子の初期の著作で、
「まやかし草紙」という作品が気に入っています。
内容はやはり平安もののミステリー。
買った日に夜通し読んで、
翌日眠くて学校(たぶん中学校)をサボって寝てました。