inorganic organism

(主に)人形写真つき日記ブログです。

おくればせながら、

2005-07-10 | 人形との日々・プチブライス
プチブライス「金魚美人」さん。

本当はちょっと前には届いていたのですが、
今日になってゆっくり箱から出してみました。
「美人」と名付けられているだけあってさすがに美人さんです
なぜか「ちょちくちょきんぎょ」っぽいのを頭につけてますが!!
目は水色か緑?と思ってたのですが、
緑よりのターコイズブルー。
私が持ってるなかでは初めての色でした
おなじ目の子がいるかどうかは不明。

見本画像の時から
浴衣がちょっとさみしいのが気になっていたため、
帯に飾りをつけました。
いまは浴衣でも帯締めをしたり、
レース半襟をつけたり、
わりと自由に着てるようなので違和感はないかと。
(和装の作法はちっともくわしくないのですが)

自分のもほしいなぁ。あたらしい浴衣。
でも着る機会は思ったよりないから新調するほどでもない。
一式揃えたらバイト代がとんでゆく~


先日書いたとおり、この子はウミ姉捕獲です。
一緒に、なぜかぬいぐるみ2体がついてきました。
ゲーセン産ですねきっと。ぬいぐるみ。
白いちいさいリラックマ(コリラックマというらしい)と、
電池が入っていて足がじたばたするリラックマですよ。
暇つぶしにじたばたさせてます。


モデル:プチブライス・金魚美人



時代小説な日々。

2005-07-10 | 本を読む日々
ちょっと久しぶりに時代物を読みました。

「末世炎上」(講談社/諸田玲子 著)
※新聞連載時のタイトルは「化生怨堕羅」

あらすじ:平安末期・・・内裏への付け火騒ぎのつづく退廃の世で、ひょんなことから意気投合した音近と風見は、二百年前の世と行き来をする少女、髪奈女にめぐり会ったことから、怨堕羅夜叉明王との壮絶な闘いに巻き込まれてゆきます。(以上作者のサイトより。)

壮絶・・・というほどでもなかったような。
新聞連載って盛り上げるのが大変なのではないでしょうか。
他の著書より説明的だったり、
描写が荒かったりするのが気になりました。
そこは加筆修正で、ふくらめてほしかったなぁ

物語の舞台としての平安は好きなので、
全体的には楽しめました。
登場人物もいかにもこの作者らしく、
やりとりが軽快で読みやすいと思います。


一時期、時代物の小説ばかり読んでいました。
時代物は時代物であるというだけで一種のファンタジーですね。
いまではそんなに時代物にばかり偏っていませんが。

上代~中古くらいの舞台が好きです。
(なので江戸ものはほとんど読んでません)
諸田玲子の初期の著作で、
「まやかし草紙」という作品が気に入っています。
内容はやはり平安もののミステリー。
買った日に夜通し読んで、
翌日眠くて学校(たぶん中学校)をサボって寝てました。