こんばんは。Aokiです。
『路地裏探訪』初のカフェです。
(※本文中、敬称略にて失礼いたします。)
☆☆☆
『vivid life(ビビッドライフ)』
店名にある「vivid(“はつらつとした”、“鮮やかな”)」よりも、“穏やかな”、“心静かに”の方がイメージに合う素敵なカフェです。
ここでは、緩やかに刻が流れています。
西日の河原の堤防で、そよ風に吹かれているようです。
木のぬくもりと、温かな店主が醸し出す空気感が、大都会ではない・・・
そうですね、北欧や、カナダ・アメリカの森の中、寂寥感あるアイルランドの自然を感じます。
バーボン(Bourbon)のフォアローゼス(Four Roses)か、アイリッシュのレッドブレスト(Redbreast)が似合いそうなカフェでございます。
雑誌やネット検索で訪れるよりも、散策中にひと休みするのが良い感じです。
急ぐ必要はありません。
“ひと休み”いたしましょう。
ほど良い酸味と苦みがじわじわと染み込む、濃いめのアイスコーヒー。
ライトテイストのアイスコーヒーもあるそうです。
濃厚なチョコレートケーキとのマリアージュが秀逸です。
何気なく記述しておりますが、長年にわたる店主の方の努力が、それを感じさせないほどに、自然に、美味しい珈琲とケーキに佇むのです。
本当の努力は、かくあるものと、知ります。
瞳を閉じて想像してみます。
奥のボックス席で、現実世界の“ウイスキーの刻”。
気負うことなく、ありふれたウイスキーを前に、その歴史散歩。
それを知った上でのテイスティング。
次に、店主オリジナルブレンドのアイスコーヒーに、うっすらとウイスキーをフロート。
その上に綿菓子のようなホイップクリーム。
いわゆるアイリッシュコーヒー。
でも、ウイスキーはアイリッシュにこだわる必要はありません。
体を温めるために生まれたアイリッシュコーヒーですが、アイスコーヒーとの相性も良いです。
「繊細な香り同士がケンカしない?」
ご心配なく。
アイスコーヒーは立ち昇る香りではなく、喉元から鼻腔に抜ける内側の香り。
ウイスキーは外からの香りと、内側の香りを時間差で愉しむもの。
そして、内側では、ウイスキーとアイスコーヒーは、どちらかが溶け込むのではなく、どちらからともなく手を取り、軽やかにステップを踏むのです。
「お酒が飲めない人は無理?」
ご安心ください。
常温のウイスキーの香りを直接鼻腔へ。
アイスコーヒーは、口腔から鼻腔へ、
入口は別でも、両者の出逢いは寛ぎへと誘ってくれます。
香りは、脳を覚醒する働きと、心を休める働きがあります。
珈琲も同様ですね。
ちなみに私は、珈琲を飲むと睡魔に襲われます。
カフェインの作用が、多くの方々とは逆方向になるようです。
珈琲とウイスキーの邂逅。
小さな街の、小さな寛ぎが、波紋のように静かに広がり・・・
“vivid life”の片隅で、“穏やかな人生”の始まり。
穏やかな“刻”を大切にされる方は、いずれ、ウイスキーとの出逢いもございましょう。
誰かが告げます。
「そろそろ、ひと休みしましょう」と。
瞳をゆっくりと開きます。
目の前にはムーミン谷の面々が・・・
そんな童話の世界が、ここにはあるようです。
Z.Aoki
『路地裏探訪』初のカフェです。
(※本文中、敬称略にて失礼いたします。)
☆☆☆
『vivid life(ビビッドライフ)』
店名にある「vivid(“はつらつとした”、“鮮やかな”)」よりも、“穏やかな”、“心静かに”の方がイメージに合う素敵なカフェです。
ここでは、緩やかに刻が流れています。
西日の河原の堤防で、そよ風に吹かれているようです。
木のぬくもりと、温かな店主が醸し出す空気感が、大都会ではない・・・
そうですね、北欧や、カナダ・アメリカの森の中、寂寥感あるアイルランドの自然を感じます。
バーボン(Bourbon)のフォアローゼス(Four Roses)か、アイリッシュのレッドブレスト(Redbreast)が似合いそうなカフェでございます。
雑誌やネット検索で訪れるよりも、散策中にひと休みするのが良い感じです。
急ぐ必要はありません。
“ひと休み”いたしましょう。
ほど良い酸味と苦みがじわじわと染み込む、濃いめのアイスコーヒー。
ライトテイストのアイスコーヒーもあるそうです。
濃厚なチョコレートケーキとのマリアージュが秀逸です。
何気なく記述しておりますが、長年にわたる店主の方の努力が、それを感じさせないほどに、自然に、美味しい珈琲とケーキに佇むのです。
本当の努力は、かくあるものと、知ります。
瞳を閉じて想像してみます。
奥のボックス席で、現実世界の“ウイスキーの刻”。
気負うことなく、ありふれたウイスキーを前に、その歴史散歩。
それを知った上でのテイスティング。
次に、店主オリジナルブレンドのアイスコーヒーに、うっすらとウイスキーをフロート。
その上に綿菓子のようなホイップクリーム。
いわゆるアイリッシュコーヒー。
でも、ウイスキーはアイリッシュにこだわる必要はありません。
体を温めるために生まれたアイリッシュコーヒーですが、アイスコーヒーとの相性も良いです。
「繊細な香り同士がケンカしない?」
ご心配なく。
アイスコーヒーは立ち昇る香りではなく、喉元から鼻腔に抜ける内側の香り。
ウイスキーは外からの香りと、内側の香りを時間差で愉しむもの。
そして、内側では、ウイスキーとアイスコーヒーは、どちらかが溶け込むのではなく、どちらからともなく手を取り、軽やかにステップを踏むのです。
「お酒が飲めない人は無理?」
ご安心ください。
常温のウイスキーの香りを直接鼻腔へ。
アイスコーヒーは、口腔から鼻腔へ、
入口は別でも、両者の出逢いは寛ぎへと誘ってくれます。
香りは、脳を覚醒する働きと、心を休める働きがあります。
珈琲も同様ですね。
ちなみに私は、珈琲を飲むと睡魔に襲われます。
カフェインの作用が、多くの方々とは逆方向になるようです。
珈琲とウイスキーの邂逅。
小さな街の、小さな寛ぎが、波紋のように静かに広がり・・・
“vivid life”の片隅で、“穏やかな人生”の始まり。
穏やかな“刻”を大切にされる方は、いずれ、ウイスキーとの出逢いもございましょう。
誰かが告げます。
「そろそろ、ひと休みしましょう」と。
瞳をゆっくりと開きます。
目の前にはムーミン谷の面々が・・・
そんな童話の世界が、ここにはあるようです。
Z.Aoki