６日経った今、

毎日何人もの人が亡くなりました、っていうニュースを聞く。


人が亡くなるって、正直おじいちゃんおばあちゃんだけの話だと思ってた。




でも、そうじゃないんだ。


内定を目前にしてた俺と同い年の人も居たかもしれない。


卒業式を待ちわびてた小中高生も居たかもしれない。


春から新入学って言ってウキウキしてた子達も居たかもしれない。


まだ産まれてきたばかりの赤ん坊だって居たかもしれない。





彼らが見れなかった未来は、どんな色なんだろう。



どんな音楽を聞いて、


どんな仕事に就いて、


どんな生活をしてて、


誰と笑いあえたんだろう。





……そう思うと、なんだか辛くなってくる。




顔も名前も知らない人たちばかりかもしれない。




それでも、そんな方々の一人一人が無事に天国へ行けるように、生き残った俺たちで祈ってあげましょうよ。




そして、ずっと忘れるなとは言わないけれど、たまにでも良いから夜空を見上げながらでも思い出してあげましょうよ。





これからの未来のことを彼らに胸張って伝えられるように、精一杯生きてやりましょうよ。