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食養生が健康の基本

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トレンドな食養生法や日頃の食生活の問題点をまとめます。

輸入果物に使用されるOPP、OPP-Naには発ガン性が…

2014-11-11 11:00:10 | 食品添加物と発ガン性、アレルギー
輸入かんきつ類や果物の防カビ剤として塗布されているOPP、OPP-Naは本来、日本では使用が禁止された農薬であり、食品に添加出来るような代物ではありません。

【用途】

グレープフルーツ、レモン、オレンジ、バナナ等アメリカなどから船で輸送されてくる輸入柑橘類・果物の腐敗やカビの発生を防ぐために、果実の表面に塗布されています。

ポスト・ハーベスト農薬として、収穫後輸出される輸送途中の果物のカビを防ぐため、防カビ剤が使用されています。



【注意点】

日本では、収穫後のこのようなポスト・ハーベスト農薬は認められていませんが、輸入の際、OPP やTBZ などが食品添加物としてその使用が認められています。

OPP(オルトフェニルフェノール)は、本来農薬であり、1,955 年農林省に登録され、殺菌剤としての使用は認められていたが、1,969 年に登録は失効し、農薬としての使用は禁止されたのです。


ところが、1,977 年に厚生省は食品添加物としての使用を認めました。背景には貿易赤字に苦しんでいたアメリカからの強硬な圧力がありました。

TBZ が食品添加物に指定されたのは、1,978 年のことです。OPP と同様にアメリカ側の圧力によるものでした。

柑橘類への使用は、ワックスに混ぜて収穫後の果実を浸漬するのが一般的であり、バナナには、溶液に浸漬するか、スプレーする方法がとられています。

【果肉まで残る残留農薬!発ガン性】

厚生省は、国立衛生試験所などで、OPP について実験を行い、その結果、発ガン性はなかったとしてますが、東京都立衛生研究所は、OPP の人体への影響に懸念を抱き、独自に毒性試験を行なった結果、ラットの膀胱や腎臓に95%という高い割合で、ガンが発生したことを確認しています。

動物実験で、OPP やOPP-Na に発がん性が認められたのは間違いのない事実で、OPP やOPP-Na は、柑橘類の皮ばかりでなく、果肉にも残留していることが解っており、それらを食べ続けると、ガンになる危険性は間違いなく高まります。

これらの防かび剤には遺伝子損傷性、変異原性、染色体異常、発ガン性などの不安があります。

残留農薬は基準値以下に管理されていると言いますが、膨大な量の輸入果物などを完全には検査できるものではありません。

輸送途中の腐敗を押さえるためとはいえ、危険な農薬を食品の添加物として認めること自体問題であり、本末転倒です。

【出典】食品添加物の危険度がわかる事典 渡辺 雄二著


●妊娠した女性が、輸入のレモンやグレープフルーツなどを食べるのは避けた方が賢明だと考えられます。

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