果物の素晴らしさ/栗田智仁

栗田智仁です!
趣味である果物にまつわる話を書きました!

栗田智仁の果物日記

2010年10月14日 | 日記
はい!栗田智仁です。
今日の果物はみかんについてです。
冬の定番といってもいいくらいの果物の王道!みかん!
結構なじみのある食べ物だって思いますが、このみかんにも色々な種類があるんですよ!

(ダイダイ)

1) 糖酸バランスについて、

 酸がくせ者です。素直な酸だと問題ありませんが、舌にひっかる酸もあります。仲間は、それを「擬酸があるね」と言っており、食味は落ちます。ですから、甘味も強く、酸も高いみかんを貯蔵して、コクのあるミカンにしてから販売しています。
 加工するみかんの品質は果皮が死んでいること。
 果皮が生きていると、実の栄養分が、皮にいって味が悪くなり、また実の水分もなくなります。


温州みかん
 
 ひっかかる酸のミカンですと、いつまで経っても糖酸バランスのよい仕上がりになりません。産地での洗浄、ワックス処理、ブラッシング掛け、輸送によるむれ等で、糖が低下し、産地で糖度15度が、消費地では12度になってしまいます。
それから、なるべく手選果、手詰めものがベストです。
 産地で雪が降ったりすると、低温障害によるミカンの苦み、水ぐされ等の品質低下がおこったりします。
2) 袋ごと食べてとろけるみかんについて、

 ベストは袋ごと食べて袋が薄く、さじょうがとけるようなものいいです。
内袋の固いのを一緒に食べると、後味が悪いです。袋から出して食べると美味しくいただけます。

 ミカンの品質を評価する場合、宮川みかんを基準して評価するとよいと聞きます。

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