どうも浪費癖が治らない。
いつも財布の中身がなくなるまで使ってしまう。
だから、現金は一万円以上財布に入れないことにしている。
このままでは世界一周なんて、夢のまた夢・・・。
それどころか、という感じだ。
今日はハードオフでACアダプター2個(本当は4個欲しかったけどお金が足りなかった)と、ブックオフでk.m.p.の本を買って帰った。
財布の中には20円が残った。
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こうの史代さんの漫画「この世界の片隅に(中)」を読んでいる。
こうのさんの作品はなつかしさ、ノスタルジックな雰囲気を感じさせる。
大好きな漫画家の一人だ。
上、中巻と、戦時中とはいえ、おだやかでなごやかな雰囲気で話は進む。
この先下巻で原爆が落ちるのか・・と思うと、気が重い。
「戦争が起きている世界」を考えると、恐ろしくてたまらない。
けれど、ここがたまたま戦争が起きていない国だったというだけで、世界のどこかでは今でも殺し合いが起きているのだ。
それは人間に植えつけられた本能なのだろうと思う。
昔から、歴史と言えば戦争の歴史なのだ。
しかしたとえ殺し合うことが本能だったとしても、戦争はやめてほしい。
野生をなくした飼い猫のように、平和に生きてほしい。
誰だって自分の大切な人が殺されたら、悲しくて悲しくて絶望してしまうから。
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昨日町田で、知っているアーティストがたまたま路上ライブをやっていた。
友人の車の中で彼女のCDを聴いたことがある。
オリジナリティがあって、とても良かった。
都内でワンマンライブをやっても満員になるらしい。
けれどこの日の路上は、あまり人が立ち止まらなかった。
彼女はCDを売っていて、それとは別に「カンパBOX」があった。
演奏が終わった後少し話して、カンパBOXにお金を少し入れた。
これでよかったのだろうか。
なんだかくやしかった。
これだけ人がいて足を止める人がほとんどいない、寒々しい状況。
音楽なんて必要とされていないのか、と思ってしまう。
日本という国は豊かで、娯楽に溢れている。
テレビだってラジオだってゲームだってパチンコだってカラオケだって飲み屋だって何でもある。
さらに、東京という街にはライブハウスがたくさんあり、それ以上にミュージシャンがたくさんいる。
だけどそんなことは言い訳にならない。
そんな厳しい状況だって、もっともっともっともっと私たちに力があれば、足を止めてもらえるはずだ。
「一流」はもうすでにたくさんいる。
「超一流」でないと、通用しないのだ。
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シンガーソングライターのヒロヒデ。
レコーディング中に機材が動かなくなり、散歩中。