昨日は母親のデイサービス利用日なので、着替えを手伝うために、起こしに行くと、赤い顔をしていた。
検温すると37.5°C。起き上がってもボーッとしていて、トイレに行くにも足の動きがぎこちない。
母は年齢のせいで、暑さを感じず、身体に「風が当たる」のを極端に嫌う「風嫌い」。
そのため、部屋にはエアコンも扇風機もなく、普段から汗をかきながら頻繁に水分補給をして過ごしている。
本人に気付かれないように、少しだけ部屋のドアを開けて、冷房の風を入れたりしているが、気が付くと直ぐに閉めてしまう。
昼間は、本人がリビングに出てきたりするし、家族が部屋に出入りして室温を確認しているのだが、夜間の対応が難しい。
一昨日の室温は31度を超えていて、寝る前に少し窓を開けておいたのだが、熱帯夜に近い状況だったようだ。
デイサービスはお休みにして、水分補給と身体を冷やす措置を取って、様子を見ることにした。
水分補給は、スポーツドリンクを少しづつ何回も飲ませた。
身体冷却は、熱さまシートと両腋に保冷剤を挟んで。
もちろん、監視付きで隣室から冷房の風を入れた。
食欲はほとんど変わらなかったので、冷製スープなどにしたが、塩分少し強めに。
幸い、夕方には熱は下がって、ひと安心。
今日は、普段通りに憎まれ口をきいている。
「高齢者の夜間室内での熱中症に注意」との、呼びかけは耳にするのだが、先ずは、本人の「風嫌い」との戦いがある。
今回は軽くて済んだが、これからの猛暑に備え、作戦を立てなくてはならない。
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