何も考えずに書き連ねてみる

雨と湿度のおはなし

雨が降ったら湿度は上がるとコメントで突っこまれました。確かに雨が降っているときの湿度は100%だとは思いますが。それに雨が降ったと地表からの蒸散もあるのでその分大気中の水蒸気量は増えるので湿度も上がるよね。
じゃぁ、何を私が期待していたかというと以下の通り。

・前提として、晴れ(気温高)->雨(気温低)->晴れ(気温高)と遷移する

として、

・湿度を決めるのは温度によって変わる飽和水蒸気量とその時の空気中の水蒸気量
・飽和素蒸気量は温度が高いと多くなり、低くなると少なくなる
・雨が降ることによって期待される効果の第一は温度低下
・夕立だと、5度から10度程度の低下を期待できる(高層大気からの下降気流)
・雨が降っている最中の湿度は100%
・雨後天気が回復すると温度が上昇する
・空気中の水蒸気量は雨中の湿度100%の時と同程度
・したがって温度が上昇した時の飽和水蒸気量と空気中の水蒸気量の差が増大
・そのため湿度が下がる

と言った変化を期待。雨後の気温上昇率がどれだけ急かにもよる...かも。

飽和水蒸気量は以下のサイトに載っている。
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/kukichunosuijoki.htm

30度の時には30.4g/m^3、5度温度低下で25度の時23.0g/m^3、10度温度低下20度の時17.3g/m^3。30度の時に湿度90%だとすると、その空気中の水蒸気量は27.4g/m^3、80%だとすると24.3g/m^3となる。したがってどちらも25度/20度の時の飽和水蒸気量よりも多い。25度の時の飽和水蒸気量を保って30度に気温が上がったとすると、湿度は76%。20度の時の飽和水蒸気量を
保って30度に気温が上がったとすると57%。
最近は気温が高いので35度の時も考える。35度の時の飽和水蒸気量は39.6g/m^3。5度低いときが30度で10度低いときが25度、それぞれの飽和素蒸気量は前述の通り。35度の時に湿度が90%だと空気中の水蒸気量は35.6g/m^3、80%だと31.7g/m^3。したがってどちらも30度、25度の時の飽和水蒸気量よりも多い。30度の時の飽和水蒸気量を保って35度に気温が上がったとすると77%。25度の時の飽和水蒸気量を保って35度に気温が上がったとすると58%。
と言ったような机上の空論をしていた。湿度が70%程度なら我慢可能。でも気温が30度以上で80%だとか90%だとかは嫌。

実際には雨後地表からの蒸散があるために空気中の水蒸気量は上昇するので、
たいした湿度低下は起きないどころか逆に高くなる可能性だってあるけどね。
それでも暑くて湿度が90%もあると、いっそ降ってくれた方が...と思えてくる。

まぁ、夕立の後過ごしやすいのは気温低下による効果だけどね。


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