境港市昭和町9「お食事処 かいがん」 【985】

米子市街地から国道431号線(外浜産業道路)を経由して境港方面へ北上する。 弓ヶ浜半島の先っぽに到達したら「境水道大橋入口」を避け、そのまま岸壁方向に向かい、岸壁手前の道路を左折し、程なく左手に見える「水産物地方卸市場」の対面にある市場食堂です。
普段は市場関係者や地元住民が多く利用するため、午前7時からの「早朝営業」をしていますが、やはり此処も他店同様「観光地化」の波が押し寄せ、土日を中心に観光客でごった返しています。

まんま食堂の雰囲気の店内。 平日のお昼前ならこの通り、地元の方やサラリーマンで賑わう程度です。

前後しますが、店頭のメッセージボード。
メインに「日替」を据えるところが「地元重視」の姿勢を表しています。

メニュー表。
勿論観光客にも対応出来るよう「海鮮」の品揃えも充実しています。 その割に価格がリーズナブルなのは「お店のスタイル(ポジショニング)」が、しっかりとしているからでしょうね。

「日替定食 ¥850」
メインの「紅いか唐あげ」と「サーモンの刺身」に、カニサラダ、味噌汁、ご飯と結構ボリューミーな「魚介づくし」の定食です。
全体的な味付けは、所謂「漁師料理」の濃い味付けではあるが、その割には繊細な部分もあり、なかなかイケル。

チョットくたびれた感のあるサーモンの刺身。
こう言うところに「境港らしさ」を、もっと出して欲しいんだが、、、

「紅いか唐あげ」
紅イカ特有のプリプリ感が出ており、且つ鮮度もよくGOOD!
やはり元は「市場食堂」だけあり、ボリューミーで良心的な価格帯には好感が持てる。 観光客が増加しようと、お店の立ち位置がぶれずにしっかりとしており、双方に柔軟に対応している姿勢は、地元の同業他社には是非見習って欲しいところです。
*増税前訪問のため、価格に変動がある場合がございます。
ご了承ください。