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あじろカフェなだばた(岩美町)

地域住民が集う社交場がメインなれど、温かくて新鮮なジゲの幸がいただける良店。


岩美郡岩美町網代118-58  「あじろカフェなだばた」  【1799】



鳥取県の東端に連なる「山陰海岸国立公園」の岩礁地帯に注ぐ、蒲生川河口に開けた網代漁港の真ん前に、この4月11日にオープンしたばかりのコミュニティー&カフェです。



ちょうどこの日は五月晴れの好天に恵まれ、遠くに鳥取大砂丘をきれいに臨むことができました。    また地元の方によれば「まんがよければ大山も見えるで~」と、教えてくれましたよ。



同伴者がいればテラス席でもよかったのですが、あいにく単独行動のため、(チョイ恥ずかしいので)店内でいただくことにします。



ライトブルーの壁とブラウンのフローリングのコントラストは、ソラとウミ、そして砂丘の砂をイメージしているのかな?



お品書き①
此処は漁協婦人部の皆さんが地域コミュと情報発信を兼ね、約30年前からあった「婦人部の店(雑貨屋さん)」をリフォームして、新たに立ち上げたカフェなんです。



お品書き②
店名を冠した「なだばた御膳」には、煮つけ、造り、お惣菜とフルラインナップで、海の幸がギュギュッと詰まっています。



お品書き③
これからご紹介する3つはメインの調理法の違いのみで、まず「かもめ」はフライとなっています。



お品書き④
「ふね」は甘酸っぱい南蛮漬けです。



お品書き⑤
「うみ」はおやじの大好きな、煮つけですね~♪



お品書き⑥
その日の漁で揚がった魚介により、限定食がホワイトボードにアナウンスされます。



「うみ 800円」

メインの「カレイの煮つけ」にお惣菜4種とご飯、漬物、そして魚の旨味がしっかり出ているあら汁と、すべてに細やかなおふくろの愛情が垣間見え、眺めているだけでもホッコリします。



お惣菜4種。
ホタルイカにシロハタ、ワカメと海の幸をふんだんに使い、特にワカメを口にしたときの磯の香りがフワッと広がるさまは実に爽快で、チョイと一杯アルコールをひっかけたくなりましたよ。



カレイの煮つけ。
鮮度は言わずもがなの、味付けもいわゆる「漁師飯」の濃い味ではなく穏やかで、思わず「鳥取に生まれてよかった、、」とポツリ。



帰り際、お母さんがくれた手作りの栞(1個だけです)   なんだかね、お店で食事をしているというより、知り合いの漁場のお家で、お昼をご馳走になったような気分になりました。

ご馳走様。  少し海辺を散策し、海風に当たってから帰ります。

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