京都市右京区
「ローム イルミネーション 2017」 （古都探訪 92）
京都市内最大級を誇り、すっかり古都の冬の風物詩を彩る催しとして定着した感のある「ローム イルミネーション 2017」が、今年も11月24日よりスタート＊した。
＊終了はクリスマスの25日（月）
これは京都に本社を置く大手半導体メーカーである「ローム株式会社」が、美しいまちづくりや地域貢献の一環として、1995年から実施する大規模なイルミネーションイベントである。
玄関口に対にそびえる高さ約10㍍のヤマモモの木は、当イベントのシンボルとして親しまれ、「一途」「ただひとりを愛する」という花言葉にあやかろうと、多くの女性やカップルで一際賑わう。
ヤマモモの木を抜けた佐井通りの「光のプロムナード」とネーミングされた、メタセコイアの並木道。
20本全ての枝先までイルミネーションが施してあり、並木道が眩い輝きに満ち溢れるさまは実に壮観！
LEDの輝きと燃えるような紅葉のコントラストが、ロマンチックな雰囲気をさらに盛り上げている。
並木道に続くローム本社南隣にある名倉公園。 昼間のような明るさのため、遊具で遊ぶ親子連れの歓声が夜空に響きわたる。
公園横の芝生広場で行われる、巨大なLEDスクエアビジョンと、芝生にちりばめられたLEDボールがリズミカルに呼応し、幻想的な空間を演出する「光のアンサンブル」も見どころの一つ。
尚今年のLED電球の使用数は、約86万球と過去最高を更新している。
photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ
