西伯郡大山町名和「道の駅 大山恵みの里」 【902】

鳥取県西部・米子市内への東の玄関口にあたる、山陰道「名和IC」入口「道の駅 大山恵みの里」施設内にあるレストランです。
平成25年12月、山陰道「中山~名和」間の開通に伴い、それまで一般道の「国道9号線」を経由して東西を往来していたものが、ダイレクトで通れるようになり、自ずと客足ダウンが案じられていましたが、、、

店頭に並べられたメッセージボード。
道の駅レストやドライブインでは、スタンダートともいえる「券売機」での事前購入システムのため、写真入りの詳しい説明書きは、とっても親切なサービスです。

テイクアウトできる「ご当地バーガー」や「ご当地ソフト」更に軽食のうどんや珈琲まで一通り揃っています。

テーブル席と窓に面したカウンター席が設けられ、30名ほどの収容能力があります。
この日はお昼を少し回った時間の訪問でしたが、約半数の席がまだ埋まっており「開通前」と然程客足に変化があるようには思えませんでした。

「鳥取和牛のメンチカツ定食 ¥880」
メインはもとより、小鉢、味噌汁の味噌、ご飯、漬物と、全てに地元産に拘り、丁寧に作られた定食です。
特にご飯のつやつや感、味噌汁の深みは何時頂いても「変わらぬ自然の旨味」一杯です。

メンチカツ。
鳥取和牛の旨味がギュッと詰まった一品で、それに「おふくろの優しいエッセンス」が加わり、一口頬張ると、なんともいえないホンワカ気分にさせてくれます。
他にもメニューは沢山あれど、どういう訳かコレを、ついついオーダーしてしまうんだよね。
気軽に入れるお店なれど、安直に既製品を使う事無く、地元産に拘り手作りで丁寧に料理を出していく。 通行量は以前の半分以下だとは思われるが、客足はそれ程落ちてないのは「そこ」にポイントがあるのでしょうね。