「はげ山に緑ペンキ」中国雲南省で「緑化」事業。
記事を抜粋すると、中国南西部・雲南省のはげ山に、当局が緑色のペンキを塗りつけ「緑化」していた事が判明し、中国社会を唖然とさせている。
この「緑化」事業、農村住民の平均年収約170倍にあたる47万元(約750万円)を投じて、採石場跡地のあった山肌にペンキを塗りつけた、、、。
全く、何を考えているのでしょう。
それだけのお金があれば、苗木を買って本当の緑化事業が出来るのに。
もちろん中国の多くの人達も、今回の件に関して批判的な意見を述べていますが、、。
まあ、まあ、お隣の国の事だから、と言われるかもしれませんが、私たち日本人はあまりにも、他国の環境に関しても無頓着です。
年々増加する黄砂、九州地方の光化学スモッグ、日本海の越前クラゲの大量発生等、中国の環境悪化により日本に影響を及ぼしている現象を見れば、決して他山の石と、ほっとく訳にはいかないのです。
その中で、近年で一番大きな異常現象と言えば「黄河の断流」です。
断流?? そうです全長5460キロ、河口の川幅、最大20キロ以上の世界有数の大河が枯れ、水が海に流れないのです。 その最大日数、97年には226日間も流れませんでした。
本当に驚くべき事です。 理由は、流域の穀倉地帯の灌漑用水の取水によるものですが、それにしても日本では考えられない異常現象で、まさに限度を超えた環境破壊です。
何度も書きますが、環境についての広い視野と、正しい知識を得る事を皆さんも心がけて欲しいのです。
一人で出来る事は確かに小さくわずかでも、それが沢山集まれば、大きな力になるのですから。
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