鳥取市瓦町519 ケンズビル1階 「四季の味 はせ川②」 【425】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/88/9baeacf0032e80c630f8af272f39b050.jpg)
JR鳥取駅北口より通称「バードハット(駅前太平線通り)」を突き抜け、ロータリー手前に在る「白木屋種苗」の一軒向こう角を入った、右手雑居ビル1階に構える、ご存知鳥取を代表する割烹料亭です。
過去ログ→http://orange.ap.teacup.com/applet/watch-dogs/20130217/archive
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/24/455be3167c3fe8f9137756a61ba1aa06.jpg)
いつもはランチ時に伺っていたのですが、やはり真髄を極めようと今回は、夜会席へと足を運びました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/67/2387cfa58747a7e43d2a77765ca36a8b.jpg)
コンパクトな店内には離れに小上がりの座敷も設えてありますが、少人数なら是非ともカウンター席で、ご主人のマシンガントークを聞きながらのひと時を、オススメします。
さてお待ちかねの会席は、3,000円コース(飲物別)をお願いしました。 尚懐が暖かいときには、4,000円コースをどうぞ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/d7/4aacf91a51dccd77bac97d342a55f3f8.jpg)
「お通し」
彩りよく丁寧且つコンパクトに纏められたお通しで、極めて上々のスタートとなりました。 また写真左上には珍しい青谷産の海苔が、磯の香り爽やかに添えられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/8d/8862288770fe48271fed628045f468ed.jpg)
「造り」
バイ、ヨコワ、ヒラメ、アオリイカと、それぞれ違う食感が楽しめ言うこと無し! もちろん鮮度もバツグンです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/f7/d5036ed1ad0906f41f17eee4bcdabd7b.jpg)
「ノドグロの焼き物」
淡白な白身にギュッと旨味が凝縮されており、脂加減も程々で、後1.2切れ追加したくなりましたよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/14/6e21b570f4ea1d55ed2421599cd696b6.jpg)
「タラの白子湯葉巻き」
まったりとした白子を湯葉で巻いて揚げてあり、その上品な味わいに、目元がトロ~ンとしたほどです! 旨い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/85/57e4e3ede95193eb03cccf2cde63a3ba.jpg)
「カニの甲羅揚げ」
今が旬の親ガニの身がタンマリ詰まった一品で、そのホロホロ加減に、ホント鳥取に生まれて良かった~♪です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/5f/64eac9c452be4d07c93a7249d33e62a0.jpg)
この日鳥取で揚がった一番大きいサワラを使った「にぎり」
皮の部分を少々炙り、それが全体の旨味を一層高めており、専門店に勝るとも劣らないレベルに押し上げています。 旨すぎる!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/17/92fc98ce5c78a6d98abf70c851a82438.jpg)
〆の「もずく雑炊」
モズク特有のプチプチとした食感と、円やかなお粥とのコントラストが秀逸で、会席の終焉に相応しい一品でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/52/fc78f33e56eb4943bc7128f3e4d49fb9.jpg)
もう一方の〆の「稲庭うどん」
京うどんを連想させるような艶モチのうどんで、出汁の引き方も明らかな京風のそれであり、成程ご主人のルーツをしっかりと見極めることができました。
最後に生菓子をいただき帰宅の途に就きましたが、これだけのパフォーマンスとクオリティーでこのお値段とは、仮に京都で同等の料理の場合、間違いなく倍以上はすると感じましたよ。
久しぶりに日本料理を堪能できました。 ご馳走様!