
京都市上京区 「法輪寺・節分大祭」 (古都探訪 155)

上京区の西南端に位置する法輪寺は、享保12年に萬海和尚が創建した臨済宗妙心寺派の禅寺で、8000体を超す大小さまざまなだるまが祀られていることから、別名”だるま寺”と称される。

毎年2月2日から4日まで執り行われる「節分大祭」では、境内がだるまで埋め尽くされ、縁起物のだるまを手にする人々で賑わいを見せる。

門前に坐す男だるまと女だるまの袖に据えられた縁の門に、返納する札だるまが刺してあり、多くの参拝者が訪れたことを物語る。

境内の大だるまにも同様に願い札がびっしりと貼られ、お顔を窺うことができないほど。

クライマックスの本堂縁側にズラリと一直線に並ぶさまは圧巻。

だるま越しに眺める庭園も、これまた一興。

縁起物の「福豆 200円」を購入すると福引をすることができ、1等から5等まで、金だるまや干支色紙など様々な景品がもれなく当たる🎯