ふるさと鳥取・なつかしのパンつれづれ。
鳥取市徳尾122 「亀井堂1903」 【3257】
千代橋西詰から吉岡街道を、国道29号鳥取南バイパス方向へ約800㍍西進した「ウエルネス徳尾店」手前に在る、創業110年を誇る、みんな大好き”亀井堂”のプチ直売所です。
場所は本社パン工場敷地内の一角に在り、若い世代をのぞき因幡人にとって、パンといったらほぼ間違いなく一番に連想するメーカーといえるでしょう🍞
工場の出来立てはもちろんのこと、製造日から1日経過したアウトレット品もモ~リモリで、朝9時からの開店と同時にたくさんのファンがつめかけます。
約50年前旧市内には、銘菓「白うさぎ」で人気を博し、パンもあつかうライバル店の、菓子メーカーチェーン”宏栄(こうえい)”があり、クラスでパン談議になると”亀井堂派”と”宏栄派”の真っふたつに分かれるほど白熱し、今考えればあのころが全盛期でした。
☆写真はチーズ&マヨネーズ 120円
昭和50年代にはいると交通網が発達し、鳥取にも大手メーカーが大挙して押し寄せ、宏栄は白うさぎの商標権をめぐり、あの寿製菓との争いに敗れたことも災いし廃業と、かたや亀井堂も直営店に突破口を見出すも、長続きせず次々閉店しメインは学校給食へと、それぞれ在りし日の繁栄は遠い昔となってしまいました。
☆写真はネオ・トースト 120円
しかしながらこのところのB級グルメブームや地元回帰の恩恵を受け、様々な場面でスポットが当たり、ホント嬉しいかぎりです。 えっ?おやじいちばんの、お気に入りはなにかって?? もちろん「マイフライ 120円」ですよ!ww 揚げパンの独特の香ばしさと、こしあんのコンビネーションが絶妙すぎーーー!!💙💙💙💙💙💙💙💙 それと1ポイント! カロリーを心配する人がいるけど、パン生地には独自製法でそれほど油は染みておらず、300Calを切っています、ハイ!
忘れてならない「サンドイッチ 230円」
耳つき食パンに、ピーナツバターとイチゴジャムがはさんである珍しいサンドイッチは、亀井堂の代名詞といえ、小学校高学年の頃かな、耳を切ってあるサンドイッチをはじめて食べ、びっくりした記憶が今でも思い起こされますww
たいていね、封を開けてみると変形しているんだよww また食パンがチョイパサつき気味なれど、なぜかそれがまったく気にならないほど、サンドしてあるバターとジャムが秀逸なんです!👍👍👍👍👍👍
いまやマボロシとなりつつある「ラスク 270円」
生産が少なく希少性が話題を呼び、直売所でも水・金のみの、一人二袋までで、午前中に伺わなければ粗お目にかかることができません。
10年前までは野暮ったいパッケージだったけれど、今ではおすそわけ小袋が発売されるくらい、レトロ可愛いものに生まれ変わりました。 それこそ週1回はおやつにあがり、弟とお前が多い、お兄ちゃんが多いと、よくケンカしたっけww
おやじにはひとつだけコッペパンのセンターに切れ目が入り、ホイップクレームに赤いゼリーののった、緑のチェックの入った包装紙のパンに強い思い入れがあるんですが、生産はすでになく、いつの日かの復活を首を長~くして待ちわびてるんですよ! 亀井堂さん、どうかよろしく!!
*値段表記の一部に、アウトレット価格が含まれています。