倉吉市西仲町「高田酒造」 【515】

倉吉市民の憩いの場である「打吹山」に沿うようにして走る県道36号線「倉吉市立成徳小学校」対面角を曲がり、1ブロック先を左折して旧アーケード通りに入る。 その約40㍍先右手にある約170年の歴史を誇る造り酒屋です。

もはやこのブログをご覧の方々はご承知の通り、おやじは「利き酒」程度の嗜みですので、酒屋に立ち寄るのはそれ程多くはありませんが、今回その「足が止まったのは」このメッセージボードが目に飛び込んで来たからなんです。
和菓子の中でも特に「あんこもの」「栃餅」「わらび餅」には目が無いため、無意識の内に暖簾を潜っていました。

重厚な梁が何層にも交差する天井を見上げて、思わず「オオッ」と唸ってしまいました(これほどのものは見たことが無いですね)
天保14年に建てられたこの主屋は国登録有形文化財に指定されており、江戸時代の面影を今に伝えています(試飲も含め酒蔵見学が出来ます「事前電話予約必要」)

「蔵元のわらび餅 ¥420」
柚子(写真左)と抹茶。 ラッキーなことに最後の1個に当たったみたいで、この後スタッフの方がメッセージボートを奥に片付けてしまいました。

カップを逆さまにして蓋を開け食べます(蓋の底に楊枝が付いています)

わらび餅特有のキメ細かい食感の次に、口中をサット日本酒の刺激が駆け巡り、その後各フレーバーの香りが漂う今まで体験したことの無い一品で中々イケル。 出来ればもう少し価格を抑えてくれればGOODかな。
これからの季節にピッタリの「変り種」スイーツですね。 わらび餅がお好きな方は是非にです!