鳥取市えびす町 「春夏秋灯・花のれん」 【537】《閉店》
鳥取市街中心部、若桜街道「旧とりせん角（みずほ銀行・山陰合同銀行角）」交差点を市役所・県庁方向へ、約300㍍先袋川に架かる「若桜橋」を渡り、たもとを直ぐ右折、その左手に見える「鳥取シティホテル」2階にある割烹料理店です。
これまで「花のれん」のグループ店として「とれとれ市場 日本海【270】〔閉店〕」「花のれん風紋【469】」を紹介してきましたが、此処は本店に次ぐ「肩の凝らない」「リーズナブル」なお店として位置づけられています。
前面板張りのカウンター席、囲い席、テーブル席と掘りごたつ式の和室＋宴会場まで完備する、市内でも有数の規模を誇るお店です。
ランチ時には気軽な「定食メニュー ￥1,000」が数種類ありますが今回は奮発して、、、
「松花堂弁当 ￥2,000」をチョイス！
と言うのも実は、グループで使えるサービス券1,000円をひょんなことから頂き、今回はそれを使うため訪れたのです（定食を頂いて券を出し、追い銭を払わないのはなんとも気が引けるので、、）
先ずは先付けと茶碗蒸し。
素材重視の柔らかな味付けであり、特に茶碗蒸しはダシの効き加減が絶妙。
八寸、天ぷら、お造り、焚き合わせが、行儀よく並ぶ弁当。
どれを取っても上品でそつが無く、いわゆる教科書通りのお味だが、鮮烈さは感じられず全体的に大人しい。 お造りも並よりやや上程度で、もう少しかな、、
それとどれか一品でも「ハッ！」とするものが欲しかったね。
デザートの「大江の郷・天美卵」を使用したプリン。
甘さを抑えた素材重視のプリンだが、やっぱり大人しい。
いかにも真面目に素直にっていうところが垣間見えるが、それだけでは面白みが無く突き出たところがどこか欲しい。 さて後は「本丸」本店を残すのみ。 いずれ近いうちにということでご期待下さい！
