倉吉市旭田町69 「あかまる牛肉店」 【1361】

県中部、JR倉吉駅を起点に「天神川」と併走して走る「国道179号線」を関金方面へと南下し、途中「倉吉大橋」を渡ったら右に折れ「美作街道」へと入り、その約3㌔先左手に見えるグレー色の外壁が目印の精肉店です。

一見何処にでもありそうな精肉店ですが実は、地元ケーブルTV局のアナウンサーから転身されたご主人が起業されたお店であり、一時期話題となりました。 但しご実家が畜産業を営まれており、丸っきりの素人さんと言う訳では無いそうです。
またご主人自ら「食について」新聞作成やイベント、上映会等様々な形で、情報発信に努められている点もユニークと言えます。

そのショウケースには主に地元産の和牛が並び、一般的な肩やモモ肉よりも、希少部位のラインナップが多いように見受けられました。 また加工肉の販売にも、重点を置かれているようですね。

「へぇ~おやじには珍しく、精肉のレポートなの??」と早とちりの方は、チョットお待ちください。 今回の目的は精肉では無く、ショウケース上の、ガラスに貼ってある「テイクアウト&イートインメニュー」なんです。

当然肉屋さんですから、肉料理中心の丼モノ、弁当が並んでおり、オーダーと共にアウト・インをチョイスします(勿論おやじはインです)

店舗並びの、奥に設けてあるイートインスペース。 改装されてはいますが元は、どう見てもトタン屋根の駐車場ですね(訪れた日は寒い一日で、暖房はついていましたが、スースー隙間風が入ってきました)

「牛丼 500円」
牛肉はよくあるバラ肉一辺倒では無く、色々な部位が入っており、それぞれの旨味が楽しめ、しかも肉質に沿った味付けがしてあり、流石と言える一品に仕上がっておりGOOD!

「ロコモコ丼 880円」
メインのハンバーグは素直な味わいで、肉質の良さが如実に表れ、全体を纏めるデミソースも出しゃばらず、半熟たまごと三位一体となり、一つのワンダーランドを形成しておりNICE!
他に焼肉も楽しめるそうですが、別にコンロの貸出料が掛かりますので、大人数の場合のみ有効かもしれませんね。
近年、生鮮食料品店や鮮魚店と同じく、個人の専門店が急激に減少する中、これからも色々なアイデアや情報を発信して、地域の活性化の為に頑張って欲しいですね。